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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Prologue 罠と電話とメアリーちゃん
6/350

#6

 幸いなことに誰にも通報されないで興奮すること5分ほど。

 ようやく我に返ったテツヤは携帯を懐に戻して、代わりにドスを取り出す。

 柄も含めて20センチ近く、サバイバルナイフなんかと較べたらやや細身だけど、銃刀法にも引っかかるれっきとした短刀。

 鞘から抜けばネオンの光を受けて、刃がビカビカ光る。そのビカビカを見て、テツヤのテンションは再び赤マル急上昇。

「干柿、見とけよオラー……」

 店の内部は、事前に何度か客として入って確認済み。

 干柿がいつもどのテーブルで、どこの席に座るかもちゃんと調べはつけてある。

 後はテツヤが店へカチコんで、座ってる干柿を刺すだけっていう簡単なお仕事。

「アニキ、見ててください。オイラやってやるッス」

 ドスに向かって話しかけるテツヤ。さっきの直立不動よりもさらに不審者ぶりがグレードアップしてる。

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