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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 3 宿と魔力とサイコロ賭博
54/350

#54

 色々と味わう余裕のない朝食も終えて、改めてテツヤは尋ねる。

「で、この後どうするッスか?」

「昨夜も言いましたが、ワタクシたちの目的はあのクソゴブリンどもを血の海に沈めて、テツヤさんのショートソードを奪い返すことにあります」

「何も殺さなくても」

 昨夜から引き続いて説得を試みるテツヤだけど、ハギは徹底して我がウェイをゴーイング。

「ですが、色々と準備が必要です。なのでワタクシはいったん、王都の宿に戻って荷物を取って参ります」

「森を抜けるんスか? また迷ったら危ないッスよ」

「魔力の戻ったワタクシに怖いものなどありませんし、そんな面倒なこともいたしません」

 テツヤが「じゃあどうするんスか」って尋ねるよりも先に、ハギは窓の外を指さす。

「空を飛んで行きます。これなら迷う心配もありません」

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