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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 3 宿と魔力とサイコロ賭博
51/350

#51

「こ、これからどうするッスか?」

 ベッドから半身を起こしたテツヤがおそるおそる尋ねると、ハギはなぜか仁王立ちになって告げる。

「その前に、机を戻すのが先ですわ」

「そういえば、寝る前に動かしたッスね」

 テツヤがそう言って机まで近寄ったところで、何かに気付いた様子。

「この机、ちょっと動いてないッスか?」

 ほんの数センチだけど、ドアにぴったり付けておいたはずの机に隙間が開いてる。

「よくぞお気付きになりました。人間の分際で」

「だからほめたいのかディスりたいのかどっちなんスか……って、これどゆことッスか? まさか心霊現象? うっぎゃあ怖えー!」

「落ち着きなさい、そんなの決まっていますわ。何者かが外から、ドアを開けて中へ入ろうとしたのです」

 仁王立ちのままでハギが答えるけど、テツヤは納得してない。

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