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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Prologue 罠と電話とメアリーちゃん
4/350

#4

『おう、テツ』

「テツヤッス」

『……おまえ、バカだろ』

「よく言われるッス。さすがアニキ、オイラのこと何でも知ってるッス」

 テツヤに一番バカって言ってるのがアニキなんだから、そりゃ知ってて当然だ。

『そんなバカのおまえでも、これからどうするかはわかってるよな』

「へい。店にカチコんで干柿のタマ獲った後、店から一番近くの交番に自首するッス」

『いいか、場七ばなな組の名前は絶対に出すんじゃねえぞ』

「へい」

 場七組っていうのは、アニキが所属してる組の名前。けどテツヤはアニキの周りをチョロチョロしてるだけで、組員としてカウントされてるワケじゃない。

『おまえはまだわけえし前科もねえから、模範囚にしてりゃ7、8年で出られる。その時は組長オヤジと盃交わして、正式な組員にしてやる』

「へいっ」

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