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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 21 町と戦火とオールスター
327/350

#327

「あーっはっは、警官どもなんか全員むっ殺してやりますわ! こんな警察署もぶっ潰して、跡地をお花畑にして差し上げましてよ。メルヘン!」

 凶悪な魔法をボッカンボッカン放って、すっかりテンション上がってるハギ。もはや破壊の権化っていうか、破壊に手足が付いて歩いてる状態。

「脅えなさい逃げなさい泣き叫びなさい! 邪魔するヤツは1人残らず粉々に爆破して、お花畑の肥やしにして――」

 テツヤはすっかりご満悦のハギに歩み寄ると、後頭部にチョップ。

「何やってるんスか」

 いい気分のところを邪魔されたハギは、振り向いたところでテツヤに気付く。

「あらテツヤさん、奇遇ですわね」

「奇遇じゃねえッス。オイラを助けに来たんじゃねえんスか」

「え?」

 キョトンとするハギだけど、だんだん思い出してきた模様。

「あー、そうですわ。もちろんでしてよ」

 めちゃくちゃ目が泳いでる。忘れてたのはほぼ確定。

「どうするつもりッスか、こんなにぶっ壊して」

 直接のターゲットになった警察署はもちろんのこと、周りの店やら民家まで容赦なくぶっ壊されて、あちこちから火の手まで上がってる。

「これはワタクシだけのせいじゃなくってでしてよ」

「じゃあ誰がこんなことするんスか」

 するとハギの背後から別の声。

「この町に住んでるみんなだ」

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