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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Prologue 罠と電話とメアリーちゃん
3/350

#3

『うるせえ、俺がテツって言ったらおまえはテツなんだよ』

 アニキの威圧感バリバリなボイスにビビったテツヤ、直立不動からさらに背中を反らそうとして、ビルの外壁に元気よく頭をゴーン。意識が飛びそうになりながらもこらえて続ける。

「へい、アニキの言う通りッス。テツヤなんてヤローは、この世界に存在しねえッス!」

『いや存在はするだろ……』

 テツヤの勢いに軽く引きつつ、アニキはすぐ本題に戻る。

『それより、様子はどうだ』

「へい、アニキの言ってた通りッス。干柿ひがきのヤロー、店の入口に車を横付けしてから、車は帰して自分だけ店に入ってったッス」

『つまり今、干柿は店に1人か……』

「アニキの言ってた信頼できるスジからの情報って、本当だったみたいッスね。さすがアニキ、マジパねえッス!」

 自分が調べたワケでもないのに、なぜかドヤるテツヤ。超うぜえ。

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