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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Prologue 罠と電話とメアリーちゃん
12/350

#12

 干柿の変わりっぷりに、納得いかないのはテツヤ。

 何しろ、店に入った時はスーツ姿だったんだから。

「テメー、干柿! コレはどゆこと――」

 言い終えないうちに、さらに蹴り。

「干柿さんだろうが!」

 月餅会の構成員たちにげしげし蹴られまくるテツヤ。

 それをストップさせたのは意外にも、狙われた張本人の干柿。

「さっき電話で話してるのも聞こえてきたけど、どうせその子って組員じゃないんでしょ? だったら締め上げたって意味ないじゃなァい」

「そうッス、オイラただの下っ端だから何も知らないッス!」

 オネエ口調の干柿に対して、全肯定するテツヤ。もはやキャラがどうとか気にしてる場合じゃない。

 そんなテツヤのシャウトに、干柿は「ねー♪」って気色の悪い笑みを浮かべてから続ける」

「だ・か・ら、さっさと殺しちゃいましょう」

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