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プロローグ:スキル習得2

 まず、『剣技』はとって置こう。

 『剣術』があるのだ、持って居るのと無いのでは違いが出るだろう。


 次に『空間魔法』

 これは、テレポート系の魔法やアイテムボックスの様な魔法狙いだ。

 テンプレかもしれないが、結構重要な魔法だと思う。

 重たい荷物を持って歩く事はあまりしたくないからな。


 さて、残りは三つ。

 回復魔法が使いやすそうなモノを一つ、攻撃を目的としたモノを二つ取りたい所だな。

 回復魔法が使えるスキルは『水魔法』と『光魔法』か・・・まあ、アレンジ・・というかイメージのしようによっては他のスキルも回復魔法のような効果を出せるらしいが・・・一般的では無いだろうな。燃やして回復など、普通ならイメージが出来ないだろうし。

 『光魔法』を取るか。状態異常回復用の魔法も有る事だし、光源確保の魔法も有るようだからな。


 後は攻撃に使えそうなスキル・・・無理にとる必要は無いが、無いよりは有った方がよいからな。

 そうなると・・・『火魔法』や『土魔法』、『風魔法』辺りが使い勝手が良いか?

 いや、絶対に勝てる訳で無いのだから逃げる時にも使えるスキルも有ると良いのか・・・『闇魔法』ならある程度の攻撃もある。それに、妨害や状態異常を掛ける魔法もあるようだ。逃走にも使えそうだ。

 よし、『闇魔法』を取るとしよう。


 あともう一つ、攻撃・・・もしくは、サポート用のモノだな。

 とりあえずの候補は『契約魔法』、『精霊魔法』、『結界魔法』・・・そして『魔力察知』の四つ。

 『契約魔法』は、モンスターを使役できるように成る。

 『精霊魔法』は、精霊や妖精の力を借りて魔法が使えるようになる。

 『結界魔法』は、そのまま様々な空間を使えるようになる。

 『魔力察知』は、パッシブスキルだが『気配察知』の亜種で気配察知が通用しないゴーレム系の魔物に有効らしい。


 『精霊魔法』は場所によってバラつきが有るらしい上に、精霊達と契約しなければ強力な魔法を使うのは難しいようだ。よって、除外。

 『結界魔法』はやりようによっては『空間魔法』で出来る事もあるので除外。

 『魔力感知』はこれも『空間魔法』で代用出来るだろう。ただ、『魔力感知』はパッシブだが『空間魔法』はアクティブ。実際、同じように使用すると魔力消費が馬鹿にならないだろう。消費量によるだろうけれど多用は出来なくなるのが欠点か。・・・まあ、『気配察知』の範囲と索敵精度がどれほどか解らないのだ。解らないまま『魔力察知』と一緒に使うとどうなるか解ったものでも無いので、まだ、習得しなくてもよいだろう。


 結論。『契約魔法』を取る事にする。・・・回りくどく言ったが、個人的な欲望のようなモノが入っているのは否定しないが。

 『死者ノ王』でも魔物の使役は出来るらしいが、このスキルで使役出来る魔物はアンデット・・・死体や幽霊のみらしい。アンデットモンスターが嫌いな訳では無いが、使役出来るなら可愛い魔物・・・狼とか兎とか百足とかの魔物を使役したい。・・・そういう願望や欲望が混じってこのスキルを取る事にする。

 ん?何?百足が可愛いモノに入っているのがおかしい?可愛いじゃないか百足。異論は認める。

 正直、自分の欲で動くなんてらしくない気がするが。


 最後にエクストラスキル。

 三つしか選べないが、元々選べるスキルがパッシブ、アクティブに比べ少ないので選択肢は限られているが必要最低限のモノを取れば十分だろう。


 『死者ノ王』等の一部のスキルを隠すために、その事に特化した『隠蔽』

 ゲームのように敵がアイテムとお金に即時分解されないらしいので、魔物解体のために、その名の通り解体し易くする『解体』

 魔力が見えれば魔法系のスキルの習得のし易さ、操作のし易さを狙って、魔力が見えるようになる『魔眼』

 この三つを取る。


「爺さん、スキル決まったぞ」


 爺さんにスキルを書いた紙を渡す。

 何度か見直して最終的に決まったスキルがこれだ。


●パッシブ

 魔力精密操作

 MP回復率上昇

 剣術

 気配察知

 料理


●アクティブ

 剣技

 光魔法

 闇魔法

 空間魔法

 契約魔法


●エクストラ

 隠蔽

 解体

 魔眼


 最後まで『契約魔法』と『魔力察知』で悩んだが結局、変更はしなかった。

 余裕が有れば取りたいスキルは他にも有ったが、今回はコレがベストだと思う。今回此処でとれなかったスキルは地道にスキルを習得出来るように頑張るしか無いだろう。習得出来ればの話だが。


「これで良いんじゃな?」

 爺さんは紙を受け取ると紙を見て最終確認をする。

 勿論肯定。俺は無言で頷く。


「本当にこれで良いのじゃな?」

「何度も言わなくても、大丈夫だ」


 俺の肯定を確認すると、爺さんはスキルを書いた紙を破った。

 すると


≪魔力精密操作、MP回復率上昇、剣術、気配察知、料理、剣技、光魔法、闇魔法、空間魔法、契約魔法、隠蔽、解体、魔眼、新鑑定習ヲ得シマシタ≫


 例の如くシスチェムアナウンスが聞こえた。

 これでスキルが習得できたのだろう。

 さて、これで準備は整った。


---------------------------------------------------------------------------


カガ オウマ(加賀 王摩)

真人 男 18


LV :1

HP :80

MP :120

力 :26

守 :24

俊敏:31

知力:29

魔力:31

運 :57


パッシブ

 魔力精密操作LV1

 MP回復率上昇LV1

 剣術LV1

 気配察知LV1

 料理LV1


アクティブ

 剣技LV1

 光魔法LV1

 闇魔法LV1

 空間魔法LV1

 契約魔法LV1


エクストラ

 隠蔽LV1

 解体LV1

 魔眼LV1

 精神異常無効LV極

 真鑑定LV1

 死者ノ王LV1


称号

 死を受け入れた者


---------------------------------------------------------------------------


何回か書き直したり、設定を組み直したりしていたら遅れました。

これで少しは文章力がアップすると良いのですが・・・


あ、プロローグは次で終わる予定です。


修正:2015/10/30スキルレベルを書くの忘れていたので書き足しました。

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