異世界で・・
記念すべき2話目です。
楽しんで読んでくださいヽ(*´∀`)ノ
「こ、ここは・・どこだ・・?」
目を開けて下を見ると赤い絨毯、それに天井には、
すごく高そうなシャンデリア・・
「 え!?・・」
驚いてしまい声が出た。
(あれ?どうなってるんだ、さっき何が?・・)
(ここはどこだ)
ん?近くにいた兵がこちらに向かって剣を振り下ろしてきた。
「うわぁぁぁぁぁ」
死に物狂いで左に回避した、そして立ち上がった直後に
今度は剣を横薙に切ってきた。
「えっ、ちょ、やばっ」
そして2、3回避け、4回目を避けた反動で
こけてしまったのだ。
そして観念しろと言いたげな顔で、剣を振り下ろしてきた。
剣が顔に当たる直前に
「まて!」
兵がその声に驚き、剣の軌道が変わり、顔のすぐ横に刺さった。
「ちっ、命拾いしたな」
(助かった~)そう思ったら声をかけられた。
「大丈夫だったか?」
声のする方を見ると
さっき裏山の中で女の子と一緒にいた
璃邏だった。
「あき・・ら?」
「簫也に聞きたいことがある」
「な、なんだ?」
「なぜこの世界にいる」
そう聞かれ、返答に困った。
だって・・
「テスト中に出てった璃邏に発信機をつけて追いかけていったら
ここにいました」
なんてこと言ってみろ
言ったら
「テスト中に出てった奴に発信機を付ける趣味でもあるのか?」
と、言われるに決まってる。
そう考え、迷っていると
「まぁ答えたくないならいい」
めっちゃいいやつじゃねーか。
次はこっちの番だ、俺は気になったことを聞く。
「なぜ璃邏はここに来て驚いたり騒いだりしないんだ?
しかもかなり落ち着いてるように見えるが・・」
「それは・・ここに来るのが
俺の使命だからさ(☆∀☆)」
「え!?」