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短編・その他

メリーさんが家に来たのに、女の子に喜ばれたそうですよ?

作者: 山科碧葵

「わたし……メリーさん。今あなたの後ろにいるの……」



 目を覚ました少女は辺りを見渡し、枕元(まくらもと)(たたず)む色白の女の子が目に入った。

少女は眠い目を(こす)り、枕元の女の子を(かか)えて()きしめた。

「わー♡ これ、欲しかったんだー! ありがとう、サンタさん!」

 少女は(うれ)しそうに、メリーさんを抱きしめたまま眠った。



 クリスマスの夜、少女の家に届けられた。おしゃべりメリーさんのお人形。

メリークリスマス! なんてオチは許されませんか……?

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― 新着の感想 ―
[一言] 許されると思います! 短い文ですがとても面白いです。
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