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遊撃隊『牙』の回想録外伝~銀翼の歌姫と夜を裂く鳥~  作者: 姫崎ととら
厄災の少女と嘘つきな少女

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破れた【誓い】

 話し合いを終えたユパがティカのほうへと歩み寄ってくる。


「コトハ」


 父は、人前ではティカに声を掛けてこない。ソーディスの英雄に目をかけられているとなると色々と面倒が発生するからだろう。同じ理由でサツキもあまり声を掛けてこない。

 そんな父に話しかけられてティカは目を丸くしながら見上げた。身長差は二十五センチ近く。だいぶ上を見上げなければならないが、彼は僅かに猫背になった。高身長の冒険者がよくやる仕草だ。ここまで身長差があると聞き取りづらいからだと言っていた。


「痛むところはないか」


 訓練後にも聞かれる問いだ。ここで隠すと碌な事にならないので、素直に首を振っておく。


「今のところはない」

「そうか。《ピクシー族の長(ティターニャ)》との完全契約者はお前が初めてだ。その上、グリフォンとの従魔契約は資料も少なく、何が起こるか分からん。数日は依頼に出ず、大人しくしていろ」

「わかった。鍛錬もやらないほうが良い?」

「日課の走り込みだけは許す。身体強化は禁止だ。歌魔法はオッドベル校長監視の下なら許す。

 たとえ小さくとも、違和感を感じたならすぐに俺かジェスに話せ」


 まるで業務報告のような淡々とした会話を重ねていたが、ティカは視線をユパから外してシルバを見、ロータスを見て、ユパに戻した。

 何だと片眉を寄せて見下ろしてくる父に、これを違和感と言って良いのか迷いつつも口を開く。


「さっきまで魔力が充実してたのに、今は凄く足りないと感じる」


 契約魔法でこちらも魔力を使っていたのか、先ほど発動させた歌魔法の影響かすらも分からない。だが、違和感は違和感なので、きちんと報告をする。

 ユパは顎に手を当てて少し考え、大人組とロータスを呼んだ。


「契約魔法で魔力の器が大きくなる事はあり得るのか?」

「ええ。ワタシが上げた魔力分、増えるわよ」

「ふむ。確かに、昔ロータスと旅をしていた頃、契約をした青年の魔力が少しだけ上昇していましたね」

「コトハ。魔力測定をしてみるぞ」

「あ、うん」


 もう太陽も昇ってきたので、そろそろ動き出す人も増える。目立つ前に戻らねばならないので、話し合いは一旦止めて、ギルドへと戻っていった。


****


 それぞれ朝食を取ったあと、ティカはユパと共に二階の測定室に向かった。サツキは家に帰っている。

 カフスはまだ調整中で、ルナは朝食を取った後また城壁の外でロータスと作っている。目の色を変える部分だけ消せばいいと思っていたが、そう簡単な話ではないようだ。なので今のティカは青紫の髪である。

 珍しく親子が揃っていることに注目を集めたが、誰かが「そういやコトハは十四だから、更新の年だわ」と言ったことで、皆納得したように視線を外していった。


「……そういえば、更新が必要だな」

「忘れてた……」


 すっかりと忘れていた。“ティカ”は無条件でBランクのままでいることが話し合いで決まっているので、更新を必要としないのだ。更新日の欄も空欄になったままである。だが、“コトハ”は二年に一度の更新が必要だ。

 二つの冒険者証を持つことになったティカは、風の国で依頼を受ける時は“コトハ”だが、他国ではどちらでも受けて良いことになっている。ただ、“ティカ”で受けたならそのまま“ティカ”でいること。“コトハ”で受けたなら“コトハ”のままでいるようにと厳重注意を受けている。なぜなら、“コトハ”は成人したらSランクに昇級することが決まっているからだ。

 聖女にならないのなら、それ相応の地位で憧れの対象となれ。という国からの意向だ。コトハはまだ子供だからと言うことでBランクのまま。今回の更新でAランクになり、成人したらSランクと、段階的に上げていく。そうすることで特例でSランクになったわけではなく、実力で成り上がっていったのだと示せるだろうという考えだ。

 さらに、ちゃんとその実力があるのだと示すために、成人したら毎年王都で行われている武闘大会に出るようにと言われている。


「昇級試験かぁ……」


 二年前に受けた試験はBランク昇級試験だったそうで、やたら難しかったのを思い出した。Aランクとなるとさらに難しくなる。

 実技はいくらでも倒すのだが、筆記がこれ以上なく面倒臭い。常に新しい情報に更新することは怠っていないとはいえ、書くのが面倒臭い。読むのは好きでも書くのは嫌いなのだ。


「――水の都ファルガールに住む人間以外の種族を答えよ」

「え?」


 唐突に問われて父を見上げる。ユパは足を止めてコトハを見ていて、回答するまで動かないつもりのようだ。同じく足を止め、戸惑いながらも思い出す。


「えーと、花人(ブルーマー)蒼翼有翼人(アスルゥアラザン)兎耳獣人(ハゼットヴィース)の三種類」

「では、その中で絶滅寸前の種族と理由は?」

蒼翼有翼人(アスルゥアラザン)。種族特性で魔力集束力が高いため、厄災を崇める邪教徒に儀式に使う素材として、去年、里が襲撃を受けた。現在、正式に素材として流出している羽根以外の部位は、里跡地への埋葬に協力してほしいと各国に呼びかけている」


 蒼翼有翼人(アスルゥアラザン)は文字通り蒼い翼を背に持った種族だ。魔力を集める体質を持ち、特にその翼は空中に散った魔力を集める力が強い。抜け落ちた羽根にもその効果があり、加工されて様々な装置の魔力集束装置に使われている。ティカの魔導銃にも使われているらしい。

 彼らは戦いを好まない穏やかな性格だったそうだが、全く戦えないわけではなく、襲撃後、里があった場所は荒野に姿を変えたそうだ。それほど激しい戦いだったらしい。そしてたくさんの人が死んだ。その遺体を邪教徒は根こそぎ持って行ったようで、遺体の数は少なかったと聞いている。なんとも胸くそ悪い話だ。

 水の都の騎士団と冒険者達は邪教の拠点をいくつか発見したようだが、そこに遺体はなく、魔物素材に混じって闇のマーケットなどに流されてしまったと考えられている。

 去年、ギルドで聞いた話だが、突然質問された意図が分からずに父に向けて首を傾げる。

 見下ろしていたユパは小さく頷き、組んでいた腕を解いて歩き始めた。説明する気はないらしい。最近気付いてきたが、この父親はどうやら言葉足らずで、行動で全てを察しろというタイプの人間のようだ。人生経験の少ないティカには全く分からないので、せめて気分を損ねないように顔色を窺うしか出来ない。

 無言のまま進み、計測室に辿り着いた。ユパがノックをして、バージェスの許可で入る。


「ジェス。コトハのランクだが、もう今年でSランクにしていい」

「よくねーわ。年齢が足りんと言ってるだろうが」


 何を言っているんだろうかこの親父は。

 部屋に入るなり、開口一番で言い放った言葉に信じられない思いで見上げる。バージェスも呆れながら即座に却下した。


「なら、年齢が足りんことを証明する色でAランクにしておけ。知識は充分ある。去年の他国の種族の情報まできちんと入手していた。俺たちと同等と言って良い」


 認めるかのような言葉にしばし理解が遅れ、頭が理解した瞬間、ほわりと胸が熱くなる。

 あの父に、認められた。

 嬉しくて頬が熱くなり、両手で押さえて火照りを抑えようとしたが、手もぽかぽかと暖かくなってきて無駄だった。ニマニマとしてしまう顔を何とかしたくて押さえ続けたが、そんな様子をバージェスとオッドベルが微笑ましげに見ていることに気付いて、手を外して顔を背ける。

 ユパは気付いているのかいないのか、スタスタと部屋の中央にある測定器のほうへと向かって行った。慌てて追いかける。


「では、魔力を測定しましょう」

「はい」


 改めて、オッドベルに促されて測定器に手を伸ばす。

 複雑な魔法陣が金のインクで彫り込まれた、紫色の直径三十センチほどの円盤。触れた者へ魔力を流し、それが返ってくるまでの時間で魔力量を測定するんだとか。自分ではない魔力が体を走る感覚はあまり好きではないが、必要なことなのだからと我慢をして手を置く。

 流れ込んでくる魔力が全身を駆け巡る。いつもよりぞわぞわが長く続いて顔をしかめた。今すぐに手を離してしまいたい衝動に駆られるが、終わるまでに離してしまうと魔力が円盤に戻っていかないので余計にぞわぞわするのを知っている。初めての時に一度やらかした。だから我慢して、我慢して。

 体感では五分以上乗せていたが、おそらく一分にも満たないだろう。魔力が戻っていって、魔法陣から光が消える。ホッとして手を離せば、全員に見えるようにぼわりと魔法陣の上に文字が浮かんだ。


「…………?」

「……は?」

「これ、は……」

「…………。」


 ティカは首を傾げ、バージェスは間の抜けた声を出し、オッドベルは信じられないとばかりに眼鏡の位置を直し、ユパは深く深く溜め息をついた。

 魔力総量、最大放出量、自然回復量などが推定で出てきているのだが、二つほど数字がおかしい気がする。


 ・最大放出量:2000

 ・自然回復量:150


 最大放出量は一回の魔法でどれだけの魔力を放てるか。ここの数値が100以上ないと上級魔法は放てないと言われているが、訓練していけば放出量は増えていく。ティカは歌魔法しか使わないので放出量は増えないはずなのだが、何故か桁が一つ増えている。高位魔道士でもここまでの数字はないはずだ。

 自然回復量は、一時間にどれだけ魔力が回復するかの目安で、丸一日休んで満タンまで回復する量が理想と言われている。ティカは理想値の半分以下しかなく、回復する力が弱いと診断されていた。以前測った時よりちょっとは増えているが、やはりまだ理想値には届いていない。

 問題なのが、魔力総量。


 ・魔力総量:1,500,000


「……私、5000じゃなかったっけ……?」


 なんで三百倍になっているのだろう。

 一応、測定器を交換してもう一度測ってみた。同じ数字が出てきた。

 測定器が壊れたかとユパが測ってみたが、以前と変わらない数値だという。図らずも父と自分を比べることになって父の回復力に驚いた。放出量より回復量のほうが高くてかなり羨ましい。


「……渡した分がそれぐらいあったけれど、器が慣れないためにロータスが魔力を抜いた。あるいは、契約した証にそれだけ魔力を溜める力がある、ということでしょうか」

「なんにせよ、曲がりなりにも《厄災の五種ディザスター・ファイブ》の一種というわけだ……」


 オッドベルの推測に全員が畏怖を籠めた息を吐く。

 魔法学校の校長を務め、様々な魔法を使いこなすオッドベルでも魔力総量は600,000ほどだというので、ティカはとんでもない存在と契約したのだと思い知る。満タンになるまで何日かかることやら。龍族に匹敵する数値と言われて恐ろしさに鳥肌が立った。


「回復量は……もしや、減っていますか?」


 理想値よりも少ないことからオッドベルが心配そうにティカを見てくるが、ティカは首を振って否定した。


「いえ、上がってます。俺は元々少ないんです」

「ああ……回復量は精神状態に左右されますので、緊張した状態では回復しにくいと言われています。リラックスした状態で寝ていると起床時の三倍ほどの回復量があると言われていますので、よく寝ましょうね」

「わかりました」


 三倍だったとしても、一日で満タンにはならない。今後の課題は回復量の増加になりそうだ。

 驚くほどに上がったが、ティカ自身は属性魔法を一つも使えないことが幸いと言えた。こんなに一気に上がってしまうと自分の魔力に振り回されて暴発する危険があった。

 歌魔法の効果範囲と効力を上げられそうなので、魔力操作についてまた練習をし直す必要はあるが、少なくとも怪我人は出ない。


「しかし、ここまで魔力総量と回復量に差があると、周辺の魔力を吸おうとしてしまいますね」

「そうだな。とりあえずコトハ、これ飲んどけ」

「わかった」


 魔力が枯渇すると、体が勝手に自然に漂う魔力や魔力を持っている物から補充しようとする。髪の色を変える魔導具もすぐに魔力切れを起こしそうだ。

 ひとまずバージェスに差し出された上級マナポーションを飲んで、気休め程度に回復させた。以前ならこれで充分だと思ったが全然足りていないと感じる。だが、連続服用は体に負担が掛かるのでとりあえず我慢だ。

 まるで空腹感に似た飢餓感を逆に自覚してしまってティカは眉間に皺を寄せつつ、空になった瓶をバージェスに返した。瓶の加工は大変らしく、店に返すと次に買う同種のポーションを割り引いてくれるので、冒険者はポーション瓶を大事にする。

 次に飲めるのは五分後。とはいえポーションだけでこの量の魔力を回復させるのはお値段的に痛い。


「これを飲んでも、感覚としては半分以下です」

「ふむ。ロータスには魔力総量が増える原理も聞いておきたいですし、ついでに魔力を分けて貰えないか聞いてみましょうか」

「はい」


 確かに総量が増える原理は気になる。受け取った分だけ増えるならともかく、枯渇するような増え方はどういうことなのか。ロータスとシルバの総量とリンクしたのだろうか。

 分からないことは調べるために、二人の居る防壁へと向かった。



 空はよく晴れて、風も穏やかで、部屋で作業するよりも外で作業をしたいと言ったルナの気持ちも分かるほどの良い天気だ。

 ピクシー族の姿隠しの魔法で隠れていたようだが、ティカはロータスと契約をしているからか二人と寄り添っているシルバの姿が見えた。大人達がきょろきょろと探す前で声を掛ければ、ロータスが魔法を解いて大人達がそれぞれ小さく驚いた。

 何かあったのかと首を傾げる二人に、頷いて魔力測定の結果を説明する。するとロータスが怪訝そうな顔をしてティカの前に飛んできた。


「いいえ。そんな器だけ拡げて魔力を抜いちゃうなんて事、危ないからしないわ。その証にも魔力を溜める効果はないし。

 なんでコトハだけそんな事になってしまったのかしら……」

「シルバと同時に契約したから?」

「だとしても異常な膨れ上がり方なのだわ」


 ロータスでも原因が不明だとすると、もうお手上げだ。ひとまず拡がってしまったものは仕方がないので、ロータスが全体の三分の二ほどまで魔力を分けてくれた。一気に回復させないのは、ティカの回復力を鍛えるためだという。


「コトハは休まないんだもの! これを機に、休み方を変えるべきだわ!」

「うう……善処します」


 小さな姿でティカの鼻先に指を突きつけお説教をするロータスに、しょもりと肩を落とす。魔力も体力も休むことで回復するので、ちゃんと休むことを覚えようと思った。

 大人達はそんな様子を和んだ様子で見守りつつ、ティカの魔力回復方法やこれからの動きについて打ち合わせているようだ。


「うーん。それならキミ自身の力で変身したほうが良いかもしれないね。属性魔法と違って変身魔法ならキミでも発動できるはずだよ」


 調整を終えたかルナがズボンの汚れを払いながら立ち上がる。苦笑している彼女が手を差し出すので、調整が終わったカフスだろうと手のひらを向けた。

 指先が少しだけ触れた途端、膝から力が抜けたようにルナが崩れ落ちた。


「おい!?」


 慌てて支えるために手を伸ばし、その身体を抱き留める。ティカとルナの身長差は十八センチ。立たせることは出来ないのでそっと座らせる。ぺたりと地面に座り込んだ彼女は目を丸くしているし、ロータスも驚いていた。


「あはは。立ちくらみ起こしちゃった。ありがと、コトハ」

「いいって」


 変な崩れ落ち方をしたので焦ったが、ずっと固い地面に座り込んで作業をしていたので、体が凝り固まっていたのだろう。驚きはしたが怪我もないようだし、安堵の息を吐いた。

 へにゃりと眉を下げて恥ずかしそうに笑うルナの乱れた前髪を直してやろうと触れた瞬間。


 ごぽり。と嫌な音を立ててルナの口から何かが吐き出された。


「え……?」


 驚いて手を離す。真っ赤な何かがティカとルナの服を汚している。なんだこれはと思わず触れて、温かくて赤い液体がティカの手に付いた。

 遅れて、鉄錆の臭いが鼻を突いて、血だと気付く。


 なぜ。何が。


 頭が真っ白になって再びルナに触れようとした次の瞬間、ティカは強い力で後ろに引っ張られ、ルナから強制的に引き剥がされた。


 ルナは苦しそうに身を折り、嘔吐きながら赤い水を吐き出していく。その中に、肉片が混じりだした。


「あ、が  あ   ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!」


 ぼこり、ぼこりとルナの体の下から肉が盛り上がる。苦しそうな悲鳴を上げながら、ルナが顔を上げた。その美しい顔も肉が盛り上がり、崩れ、ぼこぼことした肉の塊へと変わっていく。

 銀の混じった紺の瞳から涙が溢れ伝った頬すら、肉に埋もれる。


「ご  ど  あ 」


 突然の変化に動けずにいたティカ――コトハは。

 濁った声でも助けを求める声を聞き取って、引き剥がした腕を振り払って、伸ばされた手を掴もうと手を伸ばした。


「ルナッ!!!!!」


 だけれども、触れる寸前で伸ばした指先すら無情にも肉塊へと変化し、ティカは再び誰かに引っ張られて下がらされた。


「ダメッ! ダメよ、コトハっ! 今は耐えなさい!!」

「離せっ!! ルナが!!」


 ロータスが大きくなってティカを下がらせたらしい。しっかりと抱き込まれて持ち上げられても、抜け出ようともがく。

 そうしている間も肉は増えて、髪すら飲み込みもうルナの原型はない。


「ダメなの! アナタが触れたら、さらに酷くなるのよ!!」

「それがどうし……」


 反射的に反論しかけて、言葉の意味を理解して動きを止める。どういうことだとロータスを見上げれば、彼女は苦しそうに美しい顔を歪めて首を振った。


「プラーナが暴走してる。アナタの最愛は、《時空を捻じ曲げるモノ(タイムツイスター)》になってしまったのよ」


 ロータスの言葉に頭が真っ白になる。



 よく晴れて、清々しい風が吹くこの日。

 厄災が、生まれた。



――遊撃隊結成まで、あと三年。



(話を移す前は2024年12月31日23時50分に更新したため、このまま新年を迎えました。友人達の悲鳴が心地良かったです)

(そして次から始まる新章は主人公変更のため、盛大に文句言われました。あっはっは。楽しい)

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