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sand beach Guardian

作者: 雄太

 

 Sea Guardian日本語に直訳すると『海の守護者』


 海の守護者。そんな大層な名前で呼ばれているが、実態はただのゴミ拾いだ。

 そして、俺の仕事はどちらかと言えば海、ではなく砂浜、sand beach Guardianである。


 Sea Guardianは毎日、毎日、風に飛ばされ海に流入するゴミや川から流れ込む木やプラスチック製品を清掃船に乗り、大洋へばら撒かれる前に回収のが主な業務だ。


 一方で、俺の仕事である、sand beach Guardian 『砂浜の守護者』は毎日、毎日。アサリ漁で使うジョレンに似た道具を使い砂浜に埋もれたゴミを回収するだけ。


 砂浜の下には、実に様々なゴミが埋まっている。

 空き缶はもちろんペットボトル、鍵、落ち葉、木の枝、ピーチサンダル、水着、この程度であればほとんど問題ない。


 だか稀にハサミや釘、ネジなど、偶然どこからか流れてきたのか、それとも意図して埋められたのかわからないが一つ間違えば怪我をするような危険物もたくさん埋まっている。

 それを夏のハイシーズン、冬のローシーズン問わず回収するのが俺の仕事だ。


 そしてたまにお金も落ちている。


 話が脱線したが、俺の仕事は砂浜のゴミ拾いだ。

 ここら辺の組合は気前がよく、普通に暮らせるだけの給料も貰えている。

 他の組合じゃ、ボランティア扱いされているところもあるが、北白浜周辺の組合はちゃんとしている。


 回収したゴミを金属、プラスチック、その他のゴミに分別し、プラスチックやその他のゴミは正規の手順を踏んだ上でゴミに出し、金属は特殊な機械を使い溶かし、ゴミ箱として生まれ変わらせ、これ以上、海にゴミが流れ出さないように役立てて貰っている。


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