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GHOST † HUNTERS  作者: 羅魅
3/9

朱音の部屋〜自宅

俺は、ドアノブに手をかけた。

そのまま、ドアを開く。


「何の用?」

いきなり、聞かれた。

「いや、実はな・・・」

俺は、ココに来た理由を話した。


「はぁ?私と、アンタが?」

「何か文句でもあんのかよ!?」

「いや、無い」

「無いなら言うなよっ!」

「あ〜もう、いちいち五月蝿いわね!」

「お前が文句ねぇのに、はぁ?、とか言うのが悪ぃんだよ!」

「分かったわよ、謝ればいいんでしょ!?」

「いや、別にそこまでは・・・・」

「「・・・・・・・」」


二人の間に、沈黙がながれる・・・


先に口を開いたのは、朱音アカネだった。

「とにかく、ケイと私で、下級(ゴースト)を倒しに行けばいいんでしょ?」

「ん? ああ、そうだ・・・」

「場所」

「は?」

「場所は?」

「え、いや・・・」

「アンタ馬鹿? 場所分かんなきゃ意味ないでしょ!?」

「馬鹿で悪かったな!!」

朱音はそれ以上、言ってこなかった。


「本部に聞くから、ちょっと待ってくれ・・・」


『はい、こちら、GHOST(ゴースト)HUNTERS(ハンターズ)本部』

「あ、式折シキオリ ケイです」

『シキオリ ケイ君ね・・・ちょっと待って』

「はい・・・」

おそらく、俺のことをあまり知らない人なのだろう。一応、本人か確認をしてるんだろう。

『はい、いいわよ、要件は?』

「えっと、今度の下級霊討伐の話なんですが」

『ええ、それで?』

「えっと・・・、俺たちの担当区域はどこでしょうか?」

『えぇっと・・・、西地区よ

けど、どこに来るか分からないから、他の地区にも何人か人は行かせるらしいわ』

「そうですか、ありがとうございます」

電話を切って、電話をポケットになおした。


「西地区だってよ」

「西地区ね、分かったわ」

「じゃあ、また今度」

「うん」


俺は、朱音の部屋を出て、階段を下りた。

「もう帰るの?」

朱音の母が聞いてきた。

「あ、ハイ」

「そう、じゃあね」

「はい、お邪魔しました」

玄関を出て、自分の家へ向かう。


数分で、家に着いた。


玄関を開けて、中に入る。

「ただいま〜」

(って、誰も居なかったな・・・)


俺の親は二人とも働いていて、夜遅くまで帰ってこない。

なので、夕飯作りなどは全て自分でやる。


俺は、てきとうに夕飯を作り、歯磨きをして、風呂に入った。

特に見たいテレビや、ハマっているゲームも無かったので、しばらく本を読んで、寝た。

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