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終焉少女  作者: 羽栗明日
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第三話 不治の病

 どこかにいた気がした。

 ここじゃないどこか。

 そこでは何かを聞いた気もするし、何かを喋った気もする。確かにこの耳で聞いたし、この口で喋ったはずだ。

 だがそれを思い出そうとすると、まるで霧を掴むように指の間からすり抜けていく。そしてこぼれ落ちていくそれはもう二度と戻ることはないのだった。

「先生。 中上先生!」

 気がつけば目をつぶっていたようだ。急に話しかけられて私は目を開く。

 目の前にあったのは真っ白な無機質な壁、プロジェクター。そこに投影されている文字の羅列。

「ああ、すまない」

「次、中上先生の患者さんですよ。寝てました?」

 今日は内科系の医師が集まって行う、月に一回の合同カンファレンスの日だ。各科から一症例ずつ、話し合いたい患者をピックアップして話し合う。

 私は横にいる若い医局員に少し苦笑いをした。

「どうやらそのようだな。すまなかった」

 慌てて立ち上がり、自身が外来で診ている患者についての情報を提示する。脳梗塞を発症して入院後、無事に退院した七十二歳男性の外来での経過を報告する。元々心臓病を抱えているため、循環器内科に相談をしなければならないのだ。

 しかし抗凝固薬について話す私の頭から、こんな場面においても彼女のことが離れることはなかった。

 

 私の名前は中上秀雄。脳神経内科医だ。東王大学医学部付属病院に勤めている。

 日本のトップレベルであるこの病院では、日夜医師や看護師など医療従事者が働いている。

 勤務を終え帰路につく私。だがまず向かうのは家ではない。

 病院の二十二階にある特別病棟。一番奥の病室に入り、部屋の中心にあるカプセルの前に立つ。

「ただいま、美保」

 その中に横たわる娘に話しかける。

 総合的生命維持管理装置「ヴィルヘルム」。彼女はその中に入っている。


 十年前に革新的な医療工学技術のブレイクスルーがあった。癌を瞬時に発見し手術をすることなく治してしまう機械が誕生したり、病気の診断をAIがするようになった。

 その代表例が「ヴィルヘルム」である。

 人間が行きていく上で重要な要素の呼吸、循環、栄養などを一括で管理してくれるというこの機械は、日本にはまだ数台しかない。

 私の娘、中上美保はこのヴィルヘルムの中で生きているのであった。

 

 あれは二十五年前。私が三十歳の頃。美保は五歳だった。どこにでもいる普通の三人家族だったと思う。

 その日は久しぶりの休日だった。三人でテーマパークに出かける予定であった。

 車に乗って、美保を後部座席に乗せて、車を走らせた。出発当初は元気にはしゃいでいた彼女だったが、そのうち静かになり、次第に寝息が聞こえるようになった。

 私は彼女が寝たのだと思った。いや間違えではない。彼女は寝ていたのだ。

 到着しても彼女は目を覚まさなかった。私たちは起こそうと声をかけた。でも彼女からの反応はなかった。妻がしょうがないわね、と後部座席の彼女の方を揺らす。しかし起きる気配はない。

おかしい。私の医師としての直感がそう告げていた。

慌てる妻をなだめながら、私は自分の病院に美保を連れて行った。そして小児科に進んだ信頼できる同期に相談をした。

 そいつが言うには、「呼吸も循環も正常。全身状態は問題ない。眠り続けていること以外は」

 私はそんなことは見ればわかる、と言った。

 何の病気なんだ。神経か内分泌か循環器か。CTはMRIはホルモンは。

 正常だ、とそいつは言った。

 それからは、私は娘のこの状況の打開策を見つけるために、あらゆるコネクションを駆使して様々な病院を渡り歩いた。

 その中で、この東王大学医学部付属病院に来た。

 私は美保にチューブ類などが付いた状態がたまらなく嫌だった。

 そのまま彼女は眠り続けた。


「また来てたのね」

 病室をでると、そこに白衣の女がいた。

「石田か」

 急に現れた彼女に、私は少々面食らった。

「そりゃ見に来るさ。娘だからな」

「それもそうね。変なこと聞いちゃった。小児科医失格ね」

 そう言って笑う彼女。

 名前は石田加奈子。いや、確か結婚して名字が変わったはずだ。なんだったろう。確かめるようにネームプレートをみたが、あいにく裏返しになっていて確認できなかった。

 彼女は私の医学部の同級生であり、研修医も同じ病院でした仲だ。彼女は非常に優秀で、私なんかが及ぶ人間ではなかった。

実は私が美保のことで最初に相談しようと思ったのは彼女だった。

 でもそうしなかった。

なぜならば、私が彼女を苦手にしていたからだ。

「何か変わったことは」

「彼女のこと? 見てわからない? わからないか、ふふ」

「……」

 この感じだ。

 少し含みをもたせた言い方と、やや小馬鹿にしたような話し方。今年で五十五歳になる彼女だがそこは変わらない。それがたまらなく苦手だった。

「そんな怒った顔しないでよ。安定してるわ、ヴィルヘルムの中で」

「そうか、ならいいんだ。遅くまでお疲れ様」

 そう言って帰ろうと彼女の横を抜ける。

「ねえ」

 急に呼び止められる。

「なんだ?」

「美保ちゃん、目を覚ます方法があるって言ったら……信じる?」

「っ!」

 私はその瞬間彼女に掴みかからん勢いで迫っていた。

「本当か! そんな方法があるのか!」

「ちょ、ちょっと、怖いって」

 気づけば私は彼女の襟首を掴んでいた。すまない、と言って手を離す。

「本当かは知らないけれど」

「それでもいい」

 なんでもいい。これ以上彼女にまだしてやれることがあるならば、私はどんなことでもしよう。

「来週この病院の講演会にアルバート教授が来るの」

「アルバート教授?」 

 なんのことかわからなさそうな私の顔を見て、彼女はやれやれといった顔をした。

「まったく。アルバート教授ってのはヴィルヘルムを開発した人。あなたと美保ちゃんが今一番お世話になってる人でしょ?」

 聞いたことがあった。そうだ、そういえば……。

「アルバート・ヴィルヘルム」は医療界に革命的ブレイクスルーをもたらした医療機器“ヴィルヘルム”の開発者だ。

 十年前に彗星のように医学界に現れては、各学会で自身の研究の論文の発表を始めた。日本、いや世界中の医学学会を震撼させるような内容ばかりであり、わずかそこから5年間でヴィルヘルムが完成した。いまやこの世界になくてはならない人物の一人であるといっても良いだろう。

「最近の研究で、またなにかが進んだみたいよ。ご多分に漏れず、全て極秘で進んでいるらしいけど」

「確かこれまでの研究も発表も直前まで全く公開せずに、いきなりの発表だったな」

 公開する情報を直前まで極秘にしているのは何らおかしくない。

 そういえばどうしても私は解せないことがあった。それは発表が終わった後のスピードだ。

 ヴィルヘルムについての理論を急に発表したかと思ったら、その後の実用化に至るまでの流れがとんでもなく早かった。医療に関わることなのでそれなりに臨床試験を行わないといけないはずだが、発表とほぼ同時に実用化していた。

 裏で手を回していた、といえばそれまでだが。

「胡散臭いな」

「ええ、彼のやってることは正直かなり胡散臭い」

 言ってはみたものの、その恩恵を受けている身としては特に文句はない。

「で、それがどうした」

「物分りが悪いわね。あなたが一番お世話になってる人がわざわざ近くまで来てくれるのよ? ならもうやることは一つでしょ?」

 確かに彼女の言う通りだ。

 私は一度彼にヴィルヘルムの話がどうしても聞きたかった。いや、それ以外の話も聞きたかった。ヴィルヘルムについて散々いろんな本を読んだり論文を読んだりしたが、どれも大事なところはぼやかされていた。

 だから聞きたかった。なぜヴィルヘルムを開発できたのか。なぜあの中にいると生命が維持されるのか。なぜ私の娘は死なないのか。私の娘は一体何なのか。

「そんなタイミングあるのか?」

「知らないわ。そこは自分で考えたら?」

 つき放つように彼女はそう言うと、彼女は歩き始めた。しかし二三歩いたところで立ち止まると、再び彼女は振り返った。

「一つだけ言っとくけど」

「なんだ」

「さっき言った胡散臭いって話は本当。起こっている事象は本物なんだけど……なんだか科学的に考えてもおかしくて。でも論文に書いてあるものと、実際起きてる事は正しくて……まるで魔法みたいな感じ」

「魔法? 馬鹿な、そんなオカルト」

「言ってしまえば美保ちゃんの病気もオカルトみたいなものだけどね」

 淡々と彼女は言い放った。

「オカルトにはオカルトじゃないかしら」

 彼女はそう言うと再び歩き始めた。


 面会を終えて私は帰路についた。

 病院の前にある駐車場に停めてある車のところまで行く。

 振り返って建物を見上げた。

 夜の病院は暗闇の中でぼうっと浮かび上がっているようで、私はなんだかお屋敷にもお城にも見えるのであった。


 自宅につくと、私はシャワーも浴びずに自室に向かった。部屋を埋め尽くさんばかりに積み上げられた医学書。その真ん中にある小さなデスク。傍らにカバンを投げ捨てると、私は椅子に腰掛けた。どかっと背もたれに身を預けて目をつぶる。

 オカルトにはオカルト。

 頭の中で石田加奈子が言ったセリフを反芻する。

 私がこれまで相手にしてきた病気はオカルトではない。科学的に実証されていて、科学的に説明がつくようなものを科学的に対処してきた。

 その点では、美保は確かに私がこれまで勉強したり、経験してきた症例からは想像もできないほどに逸脱している。医者をこれまで伊達にやってきたわけではないが、こんなものは見たことも聞いたこともない。だから誰も正確に診断もできないし、治療もできないのだ。

 ふと思い立ってパソコンのブラウザを立ち上げ検索サイトを表示させる。検索窓に「オカルト」と打ち込んで検索ボタンを押した。

 何万件の検索結果の中から、有名な百科事典サイトを開く。

 オカルト――秘学・神秘・超自然的なもの。とある。更に読みすすめると、

 Occult――隠されたもの。という記述があった。

 隠されたもの。世の理から外れてしまっているため、隠されているもの。もしかしたら、医学的な理から外れた、なにか隠蔽されているものに美保は冒されているのではないのか?

 医学的に何の問題もない状況で、彼女は眠り続けている。


 狭い上に、ひどく居心地が悪い。自分がいる個室の便座に座り込み、短く嘆息する。

 私はトイレに隠れていた。今日は石田が言っていた、博士がこの病院に来る日だった。

 一か八かだ。公演会場に一番近いトイレに隠れていれば必ず彼は現れるはずだ。

「~~~」

 来た、と思った。壁越しでよく聞き取れないが何らかの言語が聞こえた。

 私はたまらず飛び出した。

「~~!」

「あんた、アルバートヴィルヘルムだな?」

 私は驚いた顔の彼をおいて話し続けた。

「あんたに聞きたいことがある、私の娘はあんたのヴィルヘルムのなかで生き続けているんだ。なぜ死ぬことがないのかどうしてもわからない。だから教えてくれ!」

 その瞬間彼の顔が変わった気がした。そして真剣な眼差しでこちらを見ていた。

「あなたの娘が、ヴィルヘルムに適合しているのですね?」

急に日本語で話し始めた彼に私は拍子抜けした。なんだ、通じるじゃないか。

「そうなんだ。あんた何故か分かるか」

「ヴィルヘルムは、ただの医療器具ではありません」

「え……?」

「あれはこの世ならざるもの……俗に言うオカルトと呼ばれる病を治すために作られたものです。あなたの娘の症状は?」

「ずっと眠り続けている」

「なるほど“ハイランダー症候群”ですね」

 ハイランダー症候群? 聞いたことのない病名だ。そんなものは私の医者人生で一回も聞いたことがない。

「それならばあなたの娘が死なずに生きていることに説明が付きます」

「どういうことだ?」

「最初に言ったでしょう。オカルトの病をなおすのがヴィルヘルムだと」

「じゃあ、治るのか!?」

「……失礼。失言をしました。治すことはできません。ただ進行を止めるのがヴィルヘルムです」

「じゃあ治すには?」

「オカルトの力にはオカルトでしか対応できません。ヴィルヘルムの中も、あなたが思っている機械は一切入っていません。そこには純粋にオカルトがあるだけです。なので」

「なので?」

「あなたがオカルトの犠牲になれば彼女は救われるでしょう」

「そ、そんな非科学的な」

 博士は私に一歩近づいた。

「オカルトにはオカルトです」


 私はトイレに一人立っていた。右手には一冊の本が握られていた。表紙には「著:犬見屋敷蔵人」と書かれていた。


 私は一人家に帰ってベッドに横になっていた。

 妻は隣で寝ている。

 でも私は眠りにつけそうにはなかった。

 オカルトにはオカルト。

 石田はそう言った。

 オカルトにはオカルト。

 博士はそう言った。

 オカルトオカルトオカルトオカルト。

 オカルトとは秘学・神秘・超自然的なものという意味らしい。神秘だとかそういうものは置いておいて、たしかに美保に起きていることは超自然的というか非科学的だ。

 もう何年間もそうであるが、彼女は全く成長しないし変わる様子はない。

 ハイランダー症候群、と博士は言った。

 無論私はそんな疾患を知らない。専門外の分野についての知識を深めるのがなかなか難しい職業であるから、というわけではなくそんな疾患は存在しないのだ。第一ネットを検索しても出てこないし、私がこれまで手当たりしだいに検索した文献にもそんな疾患は一つもでてこなかった。自身を持って言える。そんな疾患は存在しない。

 だが、あの博士は言ったのだ。

 結局私は布団から抜け出した。この頭の中の思考の渦が収まるまでは眠りにつけないだろう。かばんから分厚い本を取り出す。

 正直な話私は彼からなんの情報も得られないのだと思っていた。それがどうだ。美保の疑わしい疾患名がわかった。これは大幅な進歩じゃないだろうか。

 そしてこの本だ。先ほど目を通したが、そこには私が知らない疾患が多数載っていた。

 ついに見つけたのだ、と思った。彼女を治す方法を。

 だがまだ彼を完全に信じたわけではない。曲がりなりにも私は医師だ。科学者だ。現代科学で説明できないものを、はいそうですかと信じるわけにはいかない。信じるにはそれなりのエビデンスがないといけない。

 本の中には一枚の紙が挟まっていた。そこには一週間後の日付と、住所が書かれていた。この日付通りにそこに行くとなにがあるのだろうか。

 私はいってみようと思う。


 ついた場所は山の中にある屋敷だった。

 2階建ての西洋風の建築であり今もうだれも住んでいないようであった。

 もう何年も使われていないようなそれは喧騒から隠れるように山の中にひっそりと立っていた。

 ノブに手をかけるが、扉は開かなかった。なんだ無駄足か、と私が去ろうとすると、足元に茶色の小びんを見つけた。

 これは確か……。

 私はすかさず本をめくると、該当のページを見つけ出した。

『アランの瓶』

 効能は“その瓶の中に液体を入れると、どんなものでも万能薬に変わるもの”とあった。

 ただ、どうやらハイランダー症候群には効かないらしい。流し読みしたときに見つけたものだが、私には必要がないようだ。

 ……だが、この本の信憑性を確かめるにはちょうどいいだろう。それを持ち帰ることにした。


「先生、本当に腰の痛みが治らなくてですねえ」

 外来で。

車椅子に乗った目の前の患者が、自身の腰を指差してそういう。

「腰痛ねえ。整形外科にはかかりましたか?」

「それがね、かかっても何も問題ないって言われちゃったんですよ」

 医者をやっているとこういうことはよくある。簡単に言うと自分の専門分野以外の疾患についての相談である。

 私は脳神経内科医だ。正直腰痛といったことはあまり詳しくない。そもそもそういう症状で受信する患者がいないので、そういう症状でよくかかっている整形外科よりは知識は劣る。

 第一この患者は以前からずっと腰痛を訴えていた。

 私は試しに彼女にこの薬を使うことにした。

「それでしたらこの薬を」

 私は水薬を彼女に渡した。

「こんなので治るんですか?」

「ええ、すっかり治りますよ」

 じゃあ。といって飲み干す彼女。

 その瞬間彼女は立ち上がった。

「先生! 腰の痛みどころか足が動くようになりましたよ!」

 元気に動き回る患者を見て、私は内心ほくそ笑んでいた。

 

 この薬は本物だ、という確信があった。

 つまりあの本の内容は本物ということになる。

 つまり美保はハイランダー症候群に罹っていて、それを治す方法があの本にかかれているということになる。

 それしか彼女を救う方法はない。

 

 私は彼女のもとに赴くと、床に円を描いた。

 そしてそこから一本一本丁寧に線を書き加えていく。

 寸分の互いも許されない。もし少しでも狂っていたら取り返しがつかないことになるからだ。

 私は冷静に黙々と床に書き連ねる。

 全ては美保のため。


 完成した。

 美保のベッドを中心に出来上がった魔法陣と、その隣にある小さな魔法陣。

 私はその中に入り座り込む。

 さあ、ここから最後の仕上げだ。

 私は静かに目を瞑った。


 真っ暗な医局の中でテレビが付いている。

 やっているのは深夜のニュース。誰もいない部屋の中で、アナウンサーの声が響く。

『次です。今日午前7時ころ東京都文京区の東王大学医学部付属病院の病室で、40歳の男性が死亡しているのが発見されました。発見されたのは同病院の勤務医、中上秀雄さんで、自身の長女の病室で見つかりました。死因は不明であり、警察は自殺と他殺両方で捜査を開始しているとのことです』

こんにちは 羽栗明日です。


「不治の病」投稿させていただきました。


この物語の終着駅は次になります。


何が正解だったのか、考えることは山程ありますが、いろいろな答えを出すことができる内容と思います。


よろしくお願い申し上げます。


羽栗明日

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― 新着の感想 ―
[良い点] 引き込まれるように読ませてもらいました! 不思議なストーリー展開ですが、内容が繊細かつ、とても僕にはドキドキします♪ [一言] 次回が終着駅ということは、最終話なのかな…(-.-) 更新…
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