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掌編小説集9 (401話~450話)

歩く

作者: 蹴沢缶九郎

男が歩いている。その進む先に何か目的があるわけでもなく、男は歩いていた。



その日も、暇を持て余していた男は、そこら辺りに落ちていた適当な木の枝を拾うと、地面に立て、枝が倒れた方角に歩き出した。

歩き始めて十数分程が経ち、木々の繁った合間を抜けると海に出た。波の穏やかな海の景色を見た男は、もう見飽きたといった様子で、「はあ…」と、深く溜め息をついた。


四方の直径がニキロの無人島に漂着した男の時間の潰し方。

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