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序章

 それは過去でもあり、未来でもあり、現在でもある時代。

 それは異郷でもあり、幻想でもあり、現実でもある世界。

 光は光に非ず。闇は闇に非ず。神とて万能たる存在に非ず。

 全てを肯定し、また全てを否定した存在もので満たされた箱庭。

 それが、今汝が生を受けその眼に映しているこの大地。


 此処に、ひとつの問いかけをしよう。

 刃を向け合う対極の存在。果たしてどちらが、絶対的なる正義の使徒であろう?


 彼らが爪弾く物語を辿れば、自ずとその答は見えてくるだろう。

 ……もっとも。その答が絶対的なる正であるとは、限らないのだが……

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