vs戦友
食べ物も買えない貧乏生活
その極限状態で戦う男の物語
朝っぱらから不愉快なものを見つけた
それは、とても親近感あふれる光景だったが
こちらの生活に関わる問題だ
そう・・・・
そいつは
俺の縄張りを(結構新鮮なものが納められている魔法のポリバケツ)を
上半身丸々つこっんで何事かをやっていたのだ
これは絶対に見逃せない!
「おいコラ。人のシマ(結構新鮮なものが以下省略)で何してやがる。」
ドスの効いた声で威嚇してみたが
そいつは面倒くさそうにに俺の縄張り(以下省略)から頭を出した
こちらの威嚇にものともしないその物腰からは
場数の多さが窺い知れる
「なんだ?これお前の縄張りか。なかなかいいもんあるじゃねーか。」
「ったりめーだ。まぁそーゆうわけだ、とっとと失せろ。」
そいつの口ぶりからは、俺と同じ境遇にいると思わせる
しかし、だからこそ真剣に追い払わないといけない
さらば、戦友。いままでありがとう
「失せるわけにわいかねぇなぁ?こんないいもん見つけといて
のこのこ帰るような、阿呆な奴いるわけねぇぜ?」
戦友よ、お前は俺の前に立ちはだかるというのか
つーか、こいつの言葉から察して
俺より極限状態じゃねーのか?
しかもここが初めてだというのなら
なおさら
俺には勝てない
「てめー、なかなかにぎりぎりの状態のようだが相手が悪かったな。
この勝負、てめーは絶対に俺には勝てない。」
なにせこの魔法のポリバケツの中身は
「はっ、よくいうじゃねーか。だったらそのセリフ、証明してもらお・・・ふぐぅう!??」
大量の下剤がまかれている
「ぐはっ、な、何が・・・・っ!?」
「てめーのその弱った胃じゃぁ、耐え切れねーわな」
あ、胃じゃなくて大腸かな?
「て、てめー・・・まさか・・・っ!?」
盛ったな?という目線が辛い
俺がやったわけじゃないが俺の原因でもあるからだ
「俺じゃねーよ。まぁ、それいつもあさってる俺撃退用だと思うが
それでも、俺は耐えたさ。」
死よりも恐ろしいものがあることを知った出来事だった
「ぐ・・・、俺にはまだ早かったわけか・・・」
早いというか俺の内臓がおかしいだけかもしれない
「俺の完敗だ・・・。またな・・・戦友。」
奴もまた同じことを思っていたのだ
この世の中弱肉強食
だが、あいつなら生き残るだろう
このサバイバル生活を・・・
また会おう!戦友!
「さーて、今日はいいもんあるかねぇ?」
今はまだ大丈夫だが
下剤から人が死んじゃう薬にグレードアップしないか心配だ
うーん
内容あほくさいですけど
評価はお手柔らかにお願いします