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図書室。

禁断の果実。

作者: caem

皮が剥きづらくなっているのがベストなんです(たぶん)


 蕩けるほど甘い たったひとくちだけだったのに


 くちびるが触れただけで 香りを嗅いだ だけで


 意識が飛んでしまうぐらいの 禁断の果実


 とても柔らかくて 強烈な優しさに包まれる


 いままでの誰よりも 淫靡で 甘美で 豊潤で


 最高に美しい軀 赤子のお尻にも勝るぐらいの


 愛したひとのお尻よりも 夢中になった禁断の果実


 それは林檎ではなく ものすごく糖度の高い桃だった


 お高いのもわかるし 中毒性もあったし


 もう二度とは戻れない もう二度とは戻れやしない



何にでも食べ頃ってあるんですよねー。

うまく熟れた桃は、最高に美味しかったのです。



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