第六十二話 デモンシーザス
五十九階層ではデモンシーザスが出現する。
悪魔の蟹とは。
なかなかの危険物かもしれない。
グリモが幻覚の雲を見せている。
デモンシーザスがそれを振り切った。
「シザアアアアアアアス!!!」
「なかなかの敵だな」
「どうします?」
「俺の雷撃で倒す」
だが効かない。
そんなバカなと増し増しを使う。
すると効いた。
なかなかのデモン具合だ。
増し増し→増し増し→雷撃。
凄まじい一撃を喰らわせる。
デモンシーザスはなかなか生きている。
そしてデモン斬りをしてきた。
俺の右腕に切り込みが入る。
「いってえ!!!」
「治す」
エルシャがヒーリングをしてくれた。
完治した。
それだけ普通のことだった。
「エルシャ、光の魔法で敵を狙え」
「了解、ヒロキ」
「ヒロキにゃん、私にも指示をにゃぁ」
「ミャーコは猫神拳法で敵を打てるか?」
「お安い御用にゃぁ」
「アンジュは何をすれば」
「アンジュは大金槌をもって敵を叩け」
「やってみるよ」
スゥが酸パンチを浴びせている。
何度も殴る。殴る。殴る。殴る。殴る。
スゥが天零のスライムと化している。
殴る蹴る。酸パンチ。
グリモがナイトメアをかけている。
デモンシーザスは息絶えた。
なんとかなったか。
だがデスオメガデモンシーザスが出現した。
凄いプレッシャーだ。
途轍もない圧力を感じる。
「ザンブルグ」
凄まじい高圧力で破壊の波動が起きた。
「みんな俺の前に」
俺が全てを受け止めた。
亀裂が入る。俺の胸に穴が開いた。
「再生(極み)」
回復した。なんとかなった。
そのままみんなで倒した。
デモンシーザスは基本的に強かった。
そんなこともありもぐもぐタイムだ。
今日は鮭おにぎりと梅おにぎりと焼肉だ。
ハートを焼く。
じゅうじゅうと焼ける良い音。
「がまんできない」
「待てまだ焼けてない」
「そんな」
「よし焼けたぞ」
ハートはなかなかに焼けている。
美味い。
そんな感情が出る。
ミノを焼く。
コリコリとした旨さだ。
何度噛んでもいい。美味い。
骨付きカルビを頬張るミャーコ。
「骨付きは美味いにゃぁ~~~!!」
「うんエルシャもこういうのは好き」
「私も好きだな」
「おいちい」
「うまいっすね~~」
いつもうちの近所にある精肉店から買ってるから好きだわ。
最強の焼肉はなんだかんだ言って肉屋で買えってことだ。
そうして爆発的な肉の情熱を消費した。
凄く旨かった。
実際精肉店で買う焼肉は美味いよね。




