第五十六話 実家ダンジョンで強敵が現る!!
五十五階層まで来た。
だがそこには悪魔がいた。
「なんだ貴様ら~~~? そうか手負いの猿か」
「凄い威圧感だ」
「凄いにゃぁ」
「やばそう」
「来るわよ」
「主倒すよーーーーー!!」
グリモワールデビルロードが出現した。
「悪夢を見せる」
「ぐわっ!? なんだこれ」
俺の意識は混沌に落ちた。
そして悪夢を見せられる。
エルシャが俺の手招きをしている。
そして俺を刺す。
包丁が握られている。
なんで?? なんで刺すの??
俺なんか悪いことした??
絶望に落ちる俺。
だがこれは悪夢であることはわかっていた。悪夢から脱却しなければ取り込まれるから。俺は悪夢を祓うように抵抗してみた。するとミャーコが見えた。
「起きたにゃぁ~~~起きたにゃぁ~~~!!」
「ヒロキ大丈夫!?」
「早く起きなさいヒロキ君」
「ミャーコ、エルシャ、アンジュ……」
「スゥちゃんが闘ってる」
「スゥ……俺が寝ている間に」
「起きただと私の悪夢を乗り越えただと!?」
「がら空きだよ」
「くっ!?」
スゥが酸パンチを浴びせる。グリモワールデビルロードには酸パンチがかなり効いている。ダメージが通っているようだ。
だがここでグリモワールデビルロードが反撃に出た。
「原初の炎」
大きい炎型のスキルが飛んでくる。スゥは回避した。俺が戦闘に参加する。
竜王化して竜王の炎を吐く。
原初の炎に対抗した。
オメガを使う。
「オメガフレア」
「くそおおおおお」
グリモワールデビルロードが後退した。かなり効いているようだ。エルシャがシャイニングジャベリンを発射している。
「喰らいなさい!!」
「ミャーコもやるね!! 神猫振風牙!!」
「大地獄叩き」
俺ももう一度竜王のドラゴンフレアを放つ。
「オメガドラゴンフレア」
「ぐあああああああああああああ」
グリモワールデビルロードは虫の息だ。
グリモワールデビルロードが最後の抵抗をしてきた。
「反逆の焔、デスエンド、デスエンド!!!」
「オメガドラゴンフレア!!!!!」
グリモワールデビルロードは灰色に包まれて消滅した……と思われた。
「お前らよくもやってくれたな!!」
「グリモワールリトルデビルだな」
「なんかやられたからお前らの仲間になってやるわ」
「まさかの従魔のお誘い!?」
「嫌なのか俺なんかじゃ」
「じゃあ一緒に来るかグリモ」
「俺の名前かグリモって?」
「そうだよ」
「これからよろしくなのだよ」
こうしてグリモワールリトルデビルのグリモが仲間になった。




