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めんどくさがり屋のVRMMO物語  作者: 海夏世もみじ(カエデウマ)
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第60話 [ゲーム前のひと時]

「……ってわけで、俺らも誘ったってわけか」


 一時的な同盟(?)的なのを組んだ翌日、優流・律・色葉が俺の家にやってきていた。


「みんないらっしゃい! ゲームする前にお菓子食べるわよ!」

「わ〜い! 藍さんありがとう〜♪」

「ありがとうございます!」


 リビングにて、みんなでお菓子を囲んで口に放り込んでいる。

 桜丸は食べ物のこのとなると自重できなくなるらしい。我先にとお菓子を頬張っている。


「そう言えばだけど、紅羽と美波塚さんって中学から一緒なのか?」

「……なんだ、優流。……あー、妬いてんのか」

「妬いてねぇわ! 普通に気になったんだよ!」

「紅羽くんとは小学校から一緒だよ?」


 小学校からは幼馴染に入るのだろうか……? ま、幼馴染でも友達でもなんでもいいか。


「紅羽(にぃ)の中学時代見てみた〜い」

「こいつのことだからあんま変わってねぇ気がすんなぁ……」

「んー……優流の言う通り、そんな変わってない気がする……」


 まぁ強いて言うなら、中学時代は色々と忙しかったからなぁ……。結構活発に動かされてた……。


「そういえば一回、紅羽にとんでもない写真送られてた気がするわ」


 そう言ってスマホを操作する姉ちゃん。

 なんか変な写真送ったかな……。写真送る機会とかほぼない気がするけど……。

 ……あっ。


「あった!」


 姉ちゃんのスマホには、俺の写真が写っていた。


「え……お、お前……何してんだ」

「わーお……。キャーキャー言われそうな見た目だね!」


 若干引き気味の優流と、キラキラした目をする律。

 まぁ……引かれても仕方ないな。


 何十人と気絶している人の上に足を乗せ、無表情でピースをしている俺が映っているからな。しかも顔に絆創膏と切り傷がめっちゃあるし。


「……一回やってみたかったんだよなぁ……」

「いやねぇだろ! ってかなんでこの人らはお前に踏んづけられてんだ!? 大丈夫なのか!!?」

「こいつらは色葉ん事誘拐しようとしたグループ……だったっけ」

「そんなこともあったね。いつも助けてくれてありがとう、紅羽くん!」

「ん……」


 まぁ……色葉には恩があるしな。

 中学生の時の色葉は今以上に……というか、異常なまでにモテる体質だったから大変だったな……。


 ……ってか、この時になんか、いつも怒っててイライラしてるやつがいたような……。

 気のせいかな……。


「ん〜♡ この土の塊、美味であった!」

「そ、それビスケットだよ?」

「あーー! 俺が食おうとしてたビスケットがねぇ!!!」

「お兄ちゃん怒った、いけいけ〜♪」

「ふわぁあぁ……」

「まだあるから喧嘩するんじゃないわよ! 紅羽は寝ないっ!!」


 ゲームを始める前にだいぶ疲れた……。

色葉は大罪の色欲とは程遠い性格をしていますよね。

ですが、「体質」が色欲なんデ〜ス。


そして紅羽くん。

中学時代は色葉への恩返しとして、体質が活性化してしまった色葉を守るためにあんな傷だらけなんですねぇ……。


まぁ中学時代は、特に書くつもりないや。

色葉を奪おうとしたり利用しようとする奴らを紅羽がめんどくさがりながらも撃退するだけだし。


『めんどくさがり屋の異能撃退物語(仮)』


読みたい人いるかな……?

30%の確率で書きます。

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