1/1
プロローグ
初心者作品です
昔……まだ日本ができるまえのさらに昔の話になるのだが
八百万の神々が地球を闊歩し生物やそこに根付くことになる
植物を創っていた時代—万象の時代—に後の人間の祖先となる
「アダー」と「イヴァ」がいました
優しく穏やかな神々に守られてすくすくと成長した二人は
いつしか離れることのできないかけがえのない存在として
意識するようになったのです。
ですがそれを許さぬ神々がいました
誰であろう二人を創り出した最高神「天照大神」とその妹、「月読命」
でした。
「創られたすべての命在るものは互いに愛しあうことは罪であり
穢れである」
そういった二柱は二人を別々の星にとばしたのです。
それを知った他の神々は嘆き悲しみましたが、
それもこれも
記憶のなかから消してしまいました……
幾年の月日をおいて
もう二人を知るものは互いしかいなくなり
心の中にその存在を置いて
昇天して逝きました
それから数千万年
星間転送が確立された時代
「アダー」の血筋と「イヴァ」の血筋
が巡りあったのはいつのことでしょう
…………………
「いつかあなたに会うその日まで私はあなたを忘れません」




