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永琳との別れ

~大体10年後~


総はあの後命に別状はなかった。よかったよかった。

で、その後も結構妖怪の攻撃は増えてきて、俺は大佐になった。

まあ、指ぱっちんで炎なんて出せないが。(やろうと思えばできます。)

で、今日は永琳から話があると呼ばれたので来てみたが


「え?月に移住する?なんで月なんかに行くんだ?」


永琳は少し申し訳なさそうに答えた。


「地上にはね、穢れというのがあってそれがあるから寿命があるのよ。今はとある人の「遅くする程度の能力」で寿命という概念を遅くする結界を使って寿命を延ばしてるの...でもその人が死んでしまった時それからどうしたらいいかっていう話になって穢れがない月に行くことになったのよ。」


「あ、そう。でも俺は行かんよ?妖怪も一種の穢れらしいからな。」


「できれば連れて行ってあげたいんだけどね...。」


「大丈夫だって!俺は不老不死。いつか会えるさ。」


「うん、そうだよね。ありがとう。」


「ん。」


~一か月後~

軍は一応最後に出発するらしく、ここにいる。

永琳は最終便のロケットに乗っていた。

どうやらぎりぎりまで別れを惜しんでるようだ。



「じゃあな!」


「うん、またいつか。」


その時警告のような音が鳴った


ウ~~~~~~~ウ~~~~~~~


『警告!妖怪がここに進軍してきます!』


俺は一応大佐なので、トランシーバーで数を聞いてみた。


「おい!何体来ているんだ!」


『その数約100万!』


「なんだと!クッ、俺が食い止める!お前らは先出発しろ!」


『それでは大佐が...!』


「俺のことはかまうな!行け!」


『大佐...ご武運を!』


「じゃあな!」


俺はここに進軍してきている妖怪に突っ込んだ


「ここから先は行かせん!」


「ハッ!たかが人間風情が俺たちに勝てると思ってんのか?」


敵の鬼と思われる妖怪が聞いてきた


「人間?ちげえよ。俺は妖狐、楓だ!」


俺は人化をとき、五尾の妖狐になった。

その妖気にあてられ、弱小妖怪どもはどんどん気絶していった。


「高々一人の狐だ!全員でかかればなんてことねえ!」


「力量差もわからんのか雑魚が!「封印全解除!」」


さらに解除したことで中級妖怪まで気絶する奴も出てきた。


「オラァ!」


パァン!


殴った威力が強すぎてソニックブームが起き、目の前の妖怪どもは粉々に消えていった。


「ヒッヒイイイイイイ!」


この一発で戦況は大混乱。


「オラオラァ!俺にたてついたことを後悔させてやるぜェ!」


「ウギャア!」「うわああああああああ!」「たったすけて...ギャア!」


もうここ一帯はまさに阿鼻叫喚妖怪どもは逃げ、足元には死体。


「ふう、もう終わったか。もっとかかると思っていたが...。ん?なんだか向こうが騒がしいな。」


妖怪たちがこの都市の敷地から向こうへ出ようとしているが出れないようだ。


「どういうことだ?」


何故出れないか考えているとどこからか声が響いてきた。


『やあ、妖怪諸君と楓君。君たちはここから出られないよ。ああ、自己紹介が遅れたね。私はここの最高責任者の××××だ。あ、聞こえない?ハハハ!そうだろうねえ!理由は教えないけど。さて本題へ移ろうか。ここの結界に少し細工して外からは入れるが中からは出られないようにした。あ、楓君安心してね?ロケットには対結界用のアンチシールドを張ってあるから無事抜け出せたよ?でもここは後で使われたら困るし核で破壊することにしたから。我ながら最高の選択だ。楓君、君はしょうがないよねえ?囮になってここに残ったんだもんねえ?死んでも文句は言えない!ハハハ!あ、十秒で爆発する!じゃあね!』


ヤバいヤバいヤバいヤバい!衝撃を和らげるために妖力で強化した土を俺の上に丸くなるようにかぶせる!これでしのぎ切れないだろうけどこれで耐えて見せる!


この時俺は不老不死ってことを忘れていた。なんて馬鹿なんだろう。


5...4...3...2...1...0!


目の前が白い光で埋まり、俺の意識は闇へと落ちた。


今回で古代未来編終了です!次回から少しの修行と諏訪大戦編へ突入!

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