底までの道
第二話おおくりします!
どれくらい落下しただろうか。
下に落ちたが怪我はない。
下を見るとコケがたくさん生えていた。これがクッションになったらしい。
「いててて、、死ぬかと思った~。」
「ここどこよ?真っ暗じゃない」
舞華は周りを見回すが、もちろん明かりなどはない。
「へへ~。こんなこともあろうかと思って!」
雪人はカバンから懐中電灯をだした。
「こーゆー時は用意がいいのね。」
「まぁまぁ。ココまで来たら進むしかないだろ!」
「はぁ~~~・・・」
二人はもっと下に下り続ける道を歩き始めた。
「あーーー!!!」
突然、舞華がさけんだ。
「な、なんだよ!?」
「みてこれ!スティグマリアよ!古生代の初め頃に栄えた植物。もうないはずなのに!あっちにはカラミテスもあるよー!」
舞華はハイテンションで喜んでいる。
(なにがなんだかさっぱりわからん!)
しばらく歩いていると後ろで物音がした
ガサッ、、ガサガサガサッッ
おそるおそる振り返ると・・・
後ろに《動く木》がいた。
「ま、ままま、、舞華。これ、、なに?
「こんなの知らないよー!!!」
幹の真ん中あたりが裂け、口のように開いた。その中には液体が詰まっていた。
『グカァーーー』
「と、とりあえず、、逃げろーーーー!!!!!!!!」
二人は全速力で走り出した。《動く木》は以外と早い。ただ、大きいので枝があちこちに引っかかり追いつかれることはない。
いくらか走り続けると、目の前に壁が見えた。
「くっそー!行き止まりかよー!」
「ううん。穴があって下に続いてる!」
近くまで行くと確かに穴があった。そして滝も見えた。
「とにかくあの滝に飛び込めー!」
「うっそー!!!」
二人は滝に飛び込んだ。
滝の水圧に押され滝壺まで一気に下った。水のおかげで怪我はないが、舞華は滝壺に落ちたとき息を全て吐いたのか、水中でもがいている。
雪人は滝壺の底を勢いよく蹴ると、一気に浮上し舞華を助けて陸に上がった。
「、、か、、、いか!舞華!!!」
「ぶはっ!ゴホッゴホッ・・・雪人?よかったー生きてるー!」
「お前大丈夫か?」
「うーん。なんとかねー!」
「そかそか。で、あれは何だ!」
「あたしも知らないよー」
「そっかー。とりあえず行くとこないし進むか!」
「だねっ!」
二人は歩き始めようとした。が、
「やべ、、懐中電灯壊れた。」
「えー。まじでー。」
舞華は周りを見回した。すると、かすかな明かりが見える。
「雪人!あっちに明かりがあるよ?」
「まさかこんな地下に!?とにかくそこに行くか。」
明かりの方へ二人は歩き出した。
だんだん周りも明るくなっていき、そして明るく広い場所に出た。
そこは地上のような森だった。
次回は明後日までに投稿します!




