戦闘狂
湿地帯、じゃなくて死地帯
文字通りのところだ。
死地帯はあちこち動物の死体がゴロゴロしている。
おまけに木は枯れてるし水は腐ってる。
「こんなところに生物がいるのかよ?」
「帰りた~い(+_+)」
グチャグチャの地面を歩きながら進むと、腐り異臭を放つ湖(?)があった。
水はドロドロしていて、ほとりには腐った木や枯れた木が倒れていた。
水の底を覗きこむが全く見えない。
舞華に何発か矢を底に撃ってもらった。
「それっそれっそれぇ~♪(^○^)」
すると、底から何か上がってきた。
そして、ドロドロの水の中から蜘蛛と亀を混ぜたようなヤツが這い上がってきた。
「くっさ~い(>_<)」
「コレハヒドイ」
雪人は鼻をつまみながら答えた。
トゥルヴリックは足を大きく曲げ空に飛び上がった。
そして、空中から糸を吐いた。しかし、糸だと思っていた物は鉄のように堅いものだった。
「なんじゃこりゃ!?」
雪人はそれを避けながら糸らしきものをよく見た。
まるで鉄のような固さと光沢。しかに糸のようだ。
そして雪人は舞華の姿がないことに気づいた。
周りをみると舞華が洋弓銃を構えてトゥルヴリックに突っ込んでいっていた。
(こりゃまたいつものパターンか)
雪人はまた舞華が覚醒して瞬殺するのかと思っていた。
しかし、
「きゃっ!」
舞華が吹っ飛んできた。
「おい!大丈夫か!?」
「あいつ堅すぎ!矢が通らない!」
舞華の言葉通り、トゥルヴリックの周りには矢が落ちていた。
「やっと俺の出番がきたか!」
「雪人・・・たのんだよ!」
(いわれなくったって・・・)
雪人に勝つ自信はなかった。闘争特化した舞華がやられたんだ。雪人に出来るのは精々追い払うくらいだろう。
しかしやらなければ共倒れ。
(追い払うだけでもいい。やるしかない!)
三叉槍はかなり丈夫なため、トゥルヴリックの糸を防ぐことはできる。
(これならトゥルヴリックに突き刺すこともできる。だけど弱点は体内。舞華の洋弓銃じゃなきゃあたらない。とにかく足止めを・・・)
雪人はトゥルヴリックの下に入り込むと一本の足に突き刺した。堅かったかが確実にダメージを与えた。
するとトゥルヴリックは体ごと叩きつけてきた。
雪人は間一髪避け、別の足を刺そうとしたとき、トゥルヴリックが残り3本の足で飛び上がった。
すると、トゥルヴリックの背中のこうらが吹っ飛び中から羽が生えてきた。
「行動範囲の空ってこーゆーことか!」
雪人の槍では空を飛ぶ物には届かない。
そのとき!
トゥルヴリックの羽が一瞬で蜂の巣になった。
振り向くと舞華が立っていた。
トゥルヴリックが落ちた瞬間舞華は走り出し、
トゥルヴリックの口に洋弓銃をねじり込みそのまま連射した。
(なんて残酷な・・・)
トゥルヴリックは完全にうごかなくなった。
「ふぅ~・・・やっぱコイツクサーイ!(x_x)」
(やっぱりこいつ戦闘狂だなw)
「お疲れさん!とっとと帰るか!」
「そーするぅ(>_<)ゞ」
くさ~いくさ~い死地帯ともおさらば!
近頃ネタ切れです(x_x)




