三度目の十二者
そらの鳥。鳥乃化身は町に大きな影を作った。
鳥乃化身は今までの鼠乃化身や兎乃化身と違い、とても威圧感があった。
鳥乃化身は少し高めの建物の上に降り立った。
そして静かに羽を閉じた。
「何も・・・してこない・・・?」
雪人はそう呟くと急いで宿から外に出た。
あとから舞華も追って出てきた。
「あいつ、、なんでなにもしてこない?」
「お休みしてるんじゃないの?(゜-゜)」
「んなわけあるか!」
一人の兵士が周りの兵士に命令を下した。
「今の内に捕らえろ!」
すると兵士達はどこかに走っていき、大きな網を持って戻ってきた。
「かかれ!」
兵士達が網を持って鳥乃化身に近づいた。
その時、鳥乃化身の目が光った。
次の瞬間兵士達は消え、そこに網だけが残った。
いや、消えたのではない。灰になって風に吹き飛ばされたのだ。そのため周りからは消えたように見えた。
「見られたら消えるなんてメドゥーサよりたちが悪いな」
「だったら鏡使って戦えば?( ̄∇ ̄)」
「そっか!その手があった!兵士さん、鏡を用意し
「まてぃ!」
雪人の言葉を遮るように一人の男が現れた。
ギールだ。
「俺がやる。下がってろ。」
ギールは背中の大きな大剣を抜くと、走って建物の壁を昇っていった。
「あんなに大きな剣を持ちながら・・・」
ギールは壁を駆け上がり鳥乃化身の前に跳ぶと大剣を振った。
登ってから斬撃に入るまでわずか0,5秒。
(は、、早い。)
鳥乃化身は避けて急所は外させたが、右翼に大傷を作られた。
ギールはそのまま一回転をして追撃で両足に傷を付け、そのまま屋根に着地した。
「あのギールってやつ。強い。」
「あたしも殺っていいかな?」
「え???」
ギールは深手を負わせたと油断した。
鳥乃化身が振り向き、こちらをみた。
(まずい・・・・・死ぬ。)
その時、地上から光を放ち飛んでくるものがあった。
光はそのまま鳥乃化身の顔を貫いた。
鳥乃化身はその場に崩れ、地面に落ちていった。
(だれだ!?)
下を見ると地上から来た女が洋弓銃を構えていた。
「ふぅー。・・・勝った~o(^▽^)o」
「お前、、、二重人格か?」
「なんのことぉ?(・ω・)」
上からギールが下りてきた。
「おい女、今のはお前か?」
「そーじゃなぃ?(*^^*)」
「こいつです。」
「風に流されやすい洋弓銃でこの距離で、ピンポイントで頭を撃ち抜いたのか・・・。何者だ?」
「ただの人間ですが?(゜Д゜)」
「地上人とはみなそうなのか。」
(そーとも限んないけどめんどくさいからそーゆーことにしとこう。)
その時、兵士達が雪人と舞華を取り囲んだ。
「申し訳ありませんが王からの命で城まで来ていただけますか?」
二人は城に連れて行かれた。
今回の連続投稿はこれで終わりです。
次回も早めに書きたいと思います。




