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デスティネーション・ユニバース  作者: 小田崎コウ
第三章
17/30

第十七話

予告通り、潜入の回です。

「ふぅ……なんとかごまかせましたね……」

「むぅ……このような格好をするのは、産まれて初めてじゃ」

「武装をしていないんじゃ、まるで丸裸のように、心もとないんで、早く元の格好に戻りたいんですがね……」

 オルテナの国境で、オレたちは簡単なチェックを受けて、無事通過する事ができた。

 というのも、オレは姫様の槍に多少の装飾をほどこしてかつぎ、サモンさんの鎖かたびらと丸盾も借りて戦士だと偽り、姫はポニーテールの部分と鼻から下を民族衣装で隠して魔法使いだと偽り、サモンさんはその従者という事にしたのだ。

 尚武の国というだけあって、冒険者の入国は比較的簡単だったんだけど、さてどうなる事やら。



「ふぅ……帰りもこのような格好をせねばならぬのか……」

「本当は姫様に男装をしてもらうのが、一番確実だったんですけどねぇ……」

 三十分ほど移動して人の目がなくなったのを確認して、オレたちはほぼふだんの格好に戻ったんだけど、なにせ姫様の顔は知られているので、民族衣装は鎧の上に着てもらう事にした。


 姫様とサモンさんと、オルテナに忍び込む事に合意した翌日、姫様は事務所に顔を出して、泣き落としまで使ってオレが必要な事態である事を告げ、その後オレが呼び出されて、ここまでの報酬をかねた多額の準備金をいただくという筋書き通りに運んでくれた。


「さて……目的地までの案内……よろしくお願いしますよ」

「うむぅ……恐らくそのあたりにあるのではないかという、推測でしかないんじゃがの」

「なぁに、いざとなったら、片っ端から悪党の巣をぶっつぶしていけばいいんでさぁ!」

 サモンさんは、気楽でいいなぁ。けど、悪党相手でも人殺しをするつもりはないんだよね。


「まぁ最悪の場合は、必要な材料の流通経路を洗えばなんとかなるでしょう」

 今回の任務は、強硬派の暗殺者が使う、爆裂芯の製造工場を破壊し、敵の戦力をそぐとともに警告を与えるのが目的である。

 オレや姫様は事務所とともに視察行に出ている事になっているので、アリバイはバッチリだ。

「木炭と硫黄と硝石であったな。硫黄の産出地は一か所しかない上、扱っているのは軍需産業につながる商会がひとつだけじゃからな。だいたいの推測はついておる」

 単なる黒色火薬ではなく、何らかの燃焼材も混じってると思うけど、いずれにせよ硫黄は欠かせないはずだ。




「硫黄を運んださいに地面に落ちたにおいを追うとは、サモン……おぬしの前世は犬じゃな?」

「いやぁ……姫様にお褒めにあずかって光栄でさぁ!」

「それ、褒めてるのかなぁ……だとしても喜ぶポイントじゃ……。まぁいいか」

 なんとか物資の集積所らしき場所は割り出せたんだけど、大量の火薬が誘爆でもしたらあたり一面吹っ飛ぶので、ひとけのないところに工場があるとは思ったんだけど、割り出すのに苦労していたんだよね。

「まだ日も高いし、暗くなるのを待ちましょう。見える範囲だけでも、数人の見張りがいるようですし……」

 オレは岩場の影で、木の枝を両手にかかえて、火薬の製造工場を見下ろしていた。

 まぁ、無人だったら、ここからファイヤーボールを数発撃ち込むだけでミッションコンプなんだけどな。




「作業員は午後九時まで仕事か……。悪の組織だけあって、立派なブラック企業だな」

 仮眠を取り、夕食を交互に済ませて、監視場所に戻ってくると、ようやく作業員が馬車に乗せられて引き上げていくところだった。

「それだけ増産を急いでいるという事は、決起の時が近いのじゃろうな……」

「ところで、本当にこんなので使い物になるんですかい?」

 サモンさんは食用油の入った小さい容器に浸したひもを取り出して、オレに問いかけて来た。

「うーん……本来はそれこそ黒色火薬でも混ぜて作るものなんだけど、ない以上はそれでなんとかしないとね」

 警備の人間を排除し、火薬庫から外へと導火線を伸ばさないと、おちおち火もつけられないので、農家の作業小屋からいろいろ拝借して来たんだけど、ちと心もとない。


「昼間の護衛は見ただけで四人……。夜間は作業員がいなくなるから、逆に増やす可能性もあるかな……」

 後ろめたい事をやっているのなら、それを隠そうとするはずで、火薬の製造工場の警戒が手薄だとは思えない。

「ほかに火薬の備蓄場所があったりはしないのかの……」

「そうですね。黒色火薬という物は、引火しやすくて、たるを落としただけでドカン! だなんて事もありますし、湿気ったら意味がないですから、製造工場と備蓄倉庫は同一の場所だと思うんですよねぇ」

 まぁ、あまりにも備蓄が少ないようなら、集積所を吹き飛ばすしかないんだけど、被害を出さずにってのはむずかしいから、やりたくないんだよね。

「んで、気絶させた護衛は、安全な場所……あそこの深い溝にでも放り込むんですね?」

「まぁ、火薬庫に侵入して、導火線を引っぱったあとなら発見されても、爆発するぞ! って火の矢でも放って警告したら逃げてくれると思いますけど」

 いわゆる潜入任務ってやつだ。こちらシマヘビってやつだけど、よく考えたら火薬工場の中でオレができる事って、あんまりないんだよね。姫様は万一増援が来た時の足止め役をお願いしてるけど。

 さすがにサモンさん一人では、失神させた警備員を運んでいる途中とか無防備になるから、同行するんだけど、不安だなぁ。


「さて、あまり遅くなると、護衛が中で仮眠をとるかもしれないんで、行こうか」

「がってんでさぁ!」

 オレは監視を続けているサモンさんの肩をたたいて、侵入開始を告げた。

「ふたりとも必ず……無事に帰って来るのじゃぞ!」

 姫様の言葉に、オレたちは握り拳に親指を立てて、移動を開始した。



「せいやっ!」

「むぐぅっ……ふぅっ……くっ……」

(うぉぉ……。サモンさんが格好いい! 中年太りで山賊顔じゃなかったら、もっといいんだけど)

 サモンさんは、警備の背後から忍び寄り、オレが教えたけい動脈を圧迫して失神させる技を華麗に決めていた。

「GJ! オレが足を持ちますよ……」

「へへっ……これでも軽戦士ですし、密偵のまねごともできない事もないんですぜ」

 オレたちは小声で会話しながら、失神した護衛を安全な場所まで移動させた。




「むっ? モーリーからの定期連絡がない。おい! ちょっと来てくれ!」

 運が悪い事に、定期連絡の寸前に警備を倒してしまったらしく、二人の警備員が左右に分かれて、同時に施設の外を見回り始めた。


「うわぁ……結構本格的な警備だったんだなぁ……」

「どうしやす? さすがに二人同時は無理ですぜ?」

「むぅ……魔法でなんとかしたいんだけど、火薬とかがこぼれていたり、無造作に積まれてた場合が怖いな……」

 火の元素魔術は完全にリストから除外。っても、光を生み出す魔法と拡声の魔法と魔物語翻訳と……あと、魔力転送があったか。けど転送する相手……そうだ!

「サモンさん。右のはオレがなんとかします……左の警備員をお願いします」

「大丈夫なんですかい? まぁ、ストレイン殿の事ですから、なんとかするんでしょうな……」

 そう言って、サモンさんは左の方へと忍び足で歩いていった。



(落ち着けー……落ち着け、オレ……)

オレは、空になった箱が積まれている場所に隠れて、警備員が近づくのを待ち受けていた。

 先ほどの発想とは、魔力転送……すなわち魔力を自分から取り出す事ができるのなら、基本職の魔術師のような、魔力の矢を作り出す事だってできるんじゃないか? という、拡大解釈にもほどがある発想なんだけど。

 幸いにして、火の矢は何度も使っているので、操作するイメージは体で覚えているから、魔力の塊を作って打ち出すまでがキモなんだよね。

(そうだ……)

「むっ? 虫の鳴き声か?」

 オレは無詠唱で拡声の魔法を使い、虫がいる草むらを起点として発動させ、警備員を振り向かせる事に成功した。

(魔力の矢……魔力の矢……魔力の矢ぁ! いけっ!)

 オレは隠れている場所から腕だけを突き出して、魔力転送の魔法を無詠唱で使って、大量に引き出した魔力の塊を、警備員の背中に飛ばす事に成功した。


「むぐっ……くっ……なんだ……」

 魔法使いでもない一般人が大量に魔力を受けると、魔力酔いという症状を起こすこともあり、多少の衝撃力もあったようなので、警備員は気を失って地面に崩れ落ちた。

「サモンさんも成功したみたいだな……よっと」

 サモンさんが警備員を引きずる音が聞こえたので、オレも警備員の両肩をつかんで引きずっていった。



「むぅ……三人とも鍵を持っていないとは、厳重ですな。最後の一人が持っているのかもしれませんが、いまは姿が見えないから、仮眠中かなんかですかね」

「四人ともそろってると思ったんだけどな。仮眠中の人間だけが鍵を持っていて施錠するとは思えないんで、中で控えているのかもしれませんね」

 オレたちは、警備員を寝かせた場所で衣服を探ったのだが、目的の物は見つからなかった。

「まぁ、こんな事もあろうかと、針金を持っていやすし、解錠に挑戦してみるか、魔法でぶっこわすかの二択ですな」

「背後はオレが警戒するから、とりあえずは解錠でお願いするよ。



「ふむぅ……なかなかむずかしいですぜ。解錠の魔法なんてものがあれば、便利なんですがねぇ」

 いや、そんな魔法があったら泥棒し放題でしょう。勝手に家の中に入ってタンスをあさっていいのは、勇者だけだと相場が決まってますから~。

「むっ……足音がしますぜ……」

 サモンさんは壁に耳を当てて、手の動きを止めた。

「こうなったら、開けてもらうしかないですね。サモンさんは、隠れていて、相手が背中を見せたら襲いかかってください」

 オレは小声でサモンさんに指示を出して、俵が積まれた場所に身を隠れさせた。


「おい、開けてくれよ! あんたしか鍵を持っていないそうじゃないか!」

 オレは扉をたたいて、中にいる警備員に呼びかけた。

「ん? おまえさん新人か? なら合い言葉を言えよ」

 すると少しして、なかからくぐもった声が響いてきた。

 さすがに、そこまでたやすくはなかったか……。だけど、考えがないわけでもないんだよね。

「えぇと、なんだっけ……のどのあたりまで来てるんだけど、ド忘れしちまった、ちょっと待ってくれよ」

「ちっ……そこつなやつだな……」

 そのやりとりをしている間も、オレは鍵穴から内部を覗いていたのだ。魔法を使うには視線が通っていないといけないというのは、教わってないけど原則だと思う。

 だけど視線が通っていて、オレが壁に張り付いているのなら……いつもだって火の矢は自分の体から離れたところに顕現させているわけで。

(魔力の矢ぁっ!)

 オレは扉に手のひらを当てて、先ほどの要領で、魔力の矢を扉の向こうで発生させて、たたきつけた。

「むぐぅっ……なっ……毒ガスか? くっ……」

 扉の向こうでは七転八倒した末に床に倒れる音が聞こえた。

「なんだか知らねえが、すげえ技ですな! でも、どうやって開けるんですかい?」

 サモンさんは顔を赤らめて興奮して語りかけて来た。

「少々音が出ても気にしなくていいから、ちょうつがいを壊せばいいんですよ。ファルシオンでお願いしますよ」

「なるほど! へへっ……ストレイン殿はいつでも、盗賊団の長になれますぜ!」

 いや、それ褒め言葉として使っていいのかなぁ……。



「いよっと……まだ失神してやがる。さっさと運び出しますぜ……」

「じゃあオレは導火線を引っぱって来るよ」

 先ほどの護衛のポケットから鍵束を取り出して、オレは廊下を歩いていった。



「むぅ……これだけの黒色火薬を一か所に集めるとは……。無知というものは恐ろしいな……」

 曲がりくねった通路の先の火薬庫には、ざっと六十タルほどの火薬が静かに鎮座していた。

「じゃあ、このタルに導火線を埋め込んでと……」

 オレは、後ろに下がりながら、導火線を通路に敷いていった。



「ふむ……長さはここまでか……まぁじゅうぶんだよね。姫様のいるところまで移動しよう」

「わかりやしたぜ! しかし、うまいこと火がついてくれればいいんですがね……」

 たしかに、ファイヤーボールで屋根を破壊すればなんとかなると思っていたけど、保管庫は石造りだったので、それでは無理だと思うんだよね。


「おお……よくぞ無事で戻ったが、導火線はどうしたのじゃ?」

「ここの下にありますよ。火の矢で火をつければ、バッチリだと思うんですけど」

「交代の警備員が来ないとも限りませんし、早くドカンといきたいもんですなぁ……」

「じゃあ行きますよ……ファイヤーアロー!」

 オレは三発の火の矢を顕現させて、導火線を置いてあるあたりに、少しづつ距離を開けて着弾させた。


「よし……進んでる進んでる……」

 隠れている場所からも、暗闇の中で細いヒモが燃えていくのを見る事ができた。

「なんだか頼りないですなぁ……おっ……もう少しで建物の中ですぜ? うぇっ?」

 だが、一陣の強風が吹き、何度か瞬いたあと、火は消えてしまっていた。

「むぅ……近づいて火をつけるしかないけど、走らないといけないなぁ……」

「そんな悠長な事を言ってるヒマはありやせんぜ? ストレイン殿……あっちを見てくだせえ!」

「むっ! まさか交代要員か?」

「ぬぅ……このままでは、発見されてしまうのではないか?」

 東の方からは、作業員を連れていったのと同じ馬車が、ゆっくりとこっちに近づいて来ていた。

「火の矢を乱発したら、この場所に近づかれるし……放てるとしたら、一発だけ……そういえば……」

 オレはいつも火の矢を放ったあと、自分のイメージで軌道を変えたりしていた。

 なぜそんな事ができるのかというのは、3D脳波マウスという、普通のマウスに奥行きを加えた動きを、額につけたバンドだけで操作できるというキワモノを愛用していたからだと思う。

「トマホークみたいな事ができれば……そういえば!」

 オレは、厨二病時代から、第三の眼の開眼のための実践法を、あるホームページで知ってから、訓練し続けていたんだけど、それもあって3D脳波マウスを自在に動かせていたのかもしれない。

「だとしたら……」

 オレは、精霊の加護を得る秘技を使った時に、額にも大量のエネルギーが入って来ていた事を思い出した。

(もしかして、いまなら第三の眼らしきものも開けるんじゃね?) オレは即座に無詠唱で魔力転送の魔法で魔力を引き出し、それをイメージ上の手でこねて形を作り、それを自分の額に押しつけた。

「な、何をやってるんですかい? 早くしねえと馬車が……」

「キ、キター!」

 額に埋め込んだ魔力の塊は視床下部の松果体しょうかたいと言われる場所で花開き、アブない薬でも使っているかのように、自我が拡大して行くのを感じた。

「ファイヤーアロー!」

 オレは確信と共に、一本だけにして移動距離を伸ばした火の矢を生み出して、建物の方へと飛翔させた。

「あんなので、大丈夫なんですかい?」

「サモン! ストレイン殿の集中を乱すでない!」

「へっ……へい! って、クイって曲がりやしたぜ?」


(そうだ……そこの入り口を入って!)

 オレは目を閉じて、トマホークミサイルを遠隔操作しているかのように、瞑想する時に使う想像上のスクリーンに火の矢の飛んでいる様子を投影していた。

(角を曲がって……もう一回曲がって……そこだ!)

 オレはついに火薬庫まで誘導させる事に成功し、あわてて接続を切断した。

「みんな、目を閉じて伏せるんだ!」

 全員が伏せた次の瞬間、これまで聞いた事もないような爆音が段階的に響き、百メートル離れたここまで熱気のこもった爆風が打ち寄せて来た。


「うぉぉ……どうやって、引火させたんですかい?」

「火の矢を火薬庫まで誘導していったんだよ。追っ手がかかるかもしれないから逃げよう!」

「おぉっ! おぬしたちが気絶させた警備員たちは無事のようじゃぞ……火の粉を浴びて、消すのに苦労しているようじゃがな」

 まぁ、あの爆音でも目を覚まさないのは死人だけだと思うけど、無事で良かったと心から思う。

 馬車もあまりの事に、軍勢の襲撃だと勘違いしたのか、あわてて引き返していった。



「ここまで逃げれば、大丈夫でしょうなぁ……一休みしやしょう」

「ははは……なんか、あの方法を使ったら、蜂起する軍閥の食糧や物資を三日で焼けるような気がするんだけど」

 途中までは視認されにくいところを通していけば、発射点を割り出せないので、トマホークのような運用が可能になったわけだけど、いいのかな。

「はぁ……もうストレイン殿の事で驚くまいと思ってはいたのじゃが、驚かされてばかりじゃ!」


「恐らく今夜のうちに、軍勢を使って火薬庫の調査をするでしょうね。という事は、集積所は手薄になると言う事ですよね」

「えぇっ……まさか、また潜り込むんですかい?」

「いや、二・三か所に火をつけたら、それでじゅうぶんなんじゃないのかな。火の球で驚かして逃げたところを、物資をドカンとやればいいわけだし」

「うぬぅ……おぬしは恐れというものを知らぬのか? じゃが、それができたら二か月……いや、三か月は蜂起を遅らせる事ができるやもしれんのぉ」

「その間に、穏健派が有利になるように、暗殺者に狙われた事を告発すれば、暴発も避けられるって事ですよね」

「はぁ……仕方ないですな。一休みしたら行きますか。報酬ははずんでもらえるんでしょうなぁ?」

「心配するでないぞ。いざとなれば、国宝を盗み出してでも、報酬をひねり出してやろうぞ」

 姫様のその言葉に、オレたちは腹を抱えて笑った。



魔法の拡大解釈にもほどがありますよね(笑)

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