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歴史系

帝國の陰謀

作者: 疾風

これを読んでいるということはこの本を見つけたということだな。

これはとある快進撃を成し遂げその名を世界に響かせた国のお話である。

   Guten Tag. 私はとある国の国民だ。

 我が国は1933年に誕生した政権は驚くべき速さで発展、復興が進み世界序列に復帰した。そこから数年後の1939年、東の隣国ポーランドへ侵攻開始、翌1940年西の隣国 フランスへ侵攻をした。そしてここまで言えば感の良いガキでなくても社会が嫌いでもわかるだろう。

 そうヒトラー政権の全盛期ことナチス・ドイツに生きた一人間である。

 ナチスドイツは偉大なる指導者、他国からすれば独裁者によって導かれた。その名はアドルフ・ヒトラー。そうだ、今後ヒトラーのことは総統閣下と呼ぼう。総統閣下は驚くべき演説力で国民をまとめ、祖国ドイツを活性化、第一次世界大戦の復讐を推し進めた。それはまるで祖国であるドイツを操り人形にし、操り人形で国民という名のチェスの駒を動かしているようだった。

 国の行事伝統行事である収穫祭に総統閣下自身が参列、街中での演説、無職の国民に仕事を与えた。総統閣下は国民を思う行動をしていた。しかしそんなものは表向きの顔。総統閣下は表の顔では思いもしない裏の顔があった。いや、表と裏では表せれないのが総統閣下であった。

 読者の君はホロコーストというものを知っているか。まぁ知らなくてもいいさ。今から教えてやるよ。

 ホロコースト。それはユダヤ人などの劣等人種に対して国全体で行った絶滅政策・大量虐殺のこと。最近、噂に聞く程度だが劣等人種をアフリカのマダガスカル島に送り込む計画やソ連のシベリアに送り込む計画が建てられているらしい。話を戻そうか。

総統閣下が表向きで行ったことはすべて裏の顔の計画の1段階に過ぎなかった。さっき収穫祭に参列したと書いたな、それは閣下自身が参列することで国民からの支持率をあげるという裏があった。

 全ては総統閣下の手の上だ

 そして私はこれからの文を書くためにここまで書いてきた。近頃バトル・オブ・ブリテンで負けた腹いせにソ連に侵攻すると言う噂が流れている。今までロシア侵攻の歴史を見てきっと最初はうまくいってモスクワまで行けるだろう。けどある季節がやってきて大進軍を止めることになる。ロシアの全ての戦を勝利へ導いた軍神。「冬将軍」こと冬だ。これがきてしまえばロシア、スラブ人は無敵だ。大量の人的資源を盾に我が国を滅ぼしに来るだろう。そして東だけでなく西からも英仏軍が押し寄せ千年帝国と言われたナチスドイツは跡形もなく消え去るだろう。

 ..これを書いているのが家族か親衛隊にバレてでもしたら私はきっと国家反逆罪で殺られこの本もないだろう。ナチスはこれからも最悪の2文字では表せないほどのことをするだろう。

すまない、心の声を書いてしまった。せっかくの文が台無しだな

   偉大なる祖国ドイツに万歳。勝利に万歳。

         Heil Hitler.

   


評価等あったはずなのでそこらへんお願いします

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