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ep10.『聖母と道化、その支配人』”“ラバー”“

なんかどっかで聞いたことのあるような────────────?


俺はぼんやりと記憶の糸を手繰り寄せた。


何だ?


ああそうそう、漫画の話だっけ?


暴走族が主人公の少年漫画が人気で────────概史もそれにどっぷり影響を受けまくってたんだっけな。


概史がハマってるってことは小中学生や高校生の間でも相当ブレイクしてるんだろう。


しかし何だかなあ。漫画の影響で暴走族に入っちまう奴なんて現実に居るんだな。


「へぇ。大変なんですねぇ店員さんも」


俺が適当に相槌を打つと店員は再びハッと我に帰る。


「……あ!すいません!同じ“プリアリ”のクラスタの方に会えたと思ってつい盛り上がってしまって!」


つい余計なことを喋ってしまいましたね、と店員は心底済まなさそうな表情を浮かべた。


いえ、と水森唯が控え目に答えると店員は俺の方を見る。


「そういえば────────ガチャガチャ無料券をもう一枚お持ちですね?」


こちらの商品はいかがでしょうか、と店員が指差した方向を見た水森唯が声を上げた。












「……あら!“アイぷり”のラバーストラップだわ!?」


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