表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1100/1123

★ep10.『夢千夜』聖母と道化、その支配人 第五夜

「早く!」


救急車を呼ぶように叫ぶ男性スタッフの顔も真っ青になっている。


「おい……!アンタ誰だ?ここは関係者以外は──────────」


救急車を呼ぼうとしたべつの音響スタッフが誰かと話している。


何やら様子がおかしい。


30代くらいの少し派手目な女性。


その女性の顔には見覚えがあった。


誰だった────────────?


俺は記憶の糸を手繰り寄せる。


ライター。


そう、何かのブランドのライターを持っていた女だ。


あれは──────────いつか水森唯の前に姿を表したガラの悪い女じゃないか?


スタッフに取り押さえられた女は叫んでいた。


「許さない!!!スタア☆レモネイドを蘇らせるとか余計なことしないで!!!」


なんだ……?


この女は新生スタア☆レモネイドが気に入らないっていうのか?


まさか。


この女が照明に細工してわざと水森唯の頭上に─────────────!?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ