三匹の子ぶた(超アレンジver)
あるところに、三匹の子ぶたがいました。
その三匹は母から、
「あんたたち!!そろそろ家から出て、仕事しなさいよ!!」
と言われて追い出されてしまいました。
その三匹は『まず、自分たちのだらけられる場所を造ろう』と家を建てることにしました。
長男の大ブタは手早く造れるワラの家。
次男の中ブタは少し手間を掛けた木の家。
三男の小ブタは完全完璧なレンガの家を造ることにしました。
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月日が流れて三匹は家を完成させました。
するとその時、お腹を空かせた悪いオオカミが来ました。
「あー、はらが減った。どこかにいい子ぶたはいないかなぁー」(棒)
オオカミはワラの家の前に立って言いました。
すると、ワラの家の扉が開き、中からポテチが一袋出て来ました。
「――いやっ!!そうじゃないでしょ!?」
思わずツッコミをしてしまいます。
「ナレーター冷静っ!?」
こっちにもツッコまなくていいです。
「んだよ、うっせぇーなぁ!!おかげで一瞬でゲームクリアしちまったじゃねーかよ!!買ったばっかだったんだぞ!?」
すると中から大ブタくんが出て来ました。
「クリアしたんかいっ!!」
それにしてもオオカミのツッコミがキレッキレですねw
「だよなw」
「なに草生やしてるんだよっ!!」
すると怒ったオオカミが思いっきりワラの家を吹き飛ばします。
「···えっ!?いまっ!?」
吹き飛ばします。
「え?ふ、ふぅぅ~?」
吹き飛んでしまいました。
「あっ!!俺のふとんがっ!!」
ふとんが。
「サムッ!!って言うかこの家かてぇ!?どうなってんの!?」
何度も挑戦するも、ワラの家はビクともしません。
「俺の安眠グッズがぁ(泣)」
「泣くほどか!?」
「う~むこうなったら」とオオカミは屋根にある煙突へ向かいます。
「エッ!?展開早くない!?と言うかナレーターさんちょくちょくゴリ押すのやめてもらえません!?」
尺の問題です。従わないのなら帰って下さい。
「と言うか煙突あるの!?」
帰り道はこちらです。
「···はぁ、仕方ないですね」
さぁ、大ブタくんも準備を。
「あ、はい」
「何でナレーターさんには敬語なの!?」
うるさい、だまれ、早くやれ···です。
「[です]つければ何言っても良いと思うなよ!?」
大ブタくんが準備していた大鍋の中に大きな種を入れると、煙突の木がぐんぐんと伸びて天元突破してしまいました。
「ジャックと豆の木かっ!!そして、天元突破してる煙突をどうやって登れと!?」
それはご自由に。
「全振り&無茶ぶり来たー!!」
「ほら早く」ほら早く。
「ハモってんじゃねぇー!!もうヤダこの人たち!!お家かえるぅ~!!!!」
そのままオオカミは森の中に逃げていきました。
――めでたしめでたし。
中ブタ&小ブタ「俺たちはっ!?」