第29話:紅蓮の侵略
そして少し前のこと…。
演説を終えたフィナは魔王の間の大きい扉に2人の者がいた。
2人のうち一人は獣人の男でもう一人は同じ獣人の女性だった。
「おうフィナ、シズゼリア領域は魔導士が行く」と獣人の男がそう言った。
「そうか…あっ言い忘れていたが、もし紅蓮の魔王軍が敗れたらー」
「わかっています。俺達も覚悟はできています」と胸を叩いた。
「そういえば、ボスは…」
「あぁ、ボスは俺達に何かあったら助けると言っていました……ボスの感じからして余裕と言うか適当と言うか…今回の計画に関しては何も問題ないと……」男はボスの雰囲気に違和感を感じていた。
「そうか。じゃあ私はここで待つとしよう…」
ボスと言うのは一体何者なのか……フィナと魔王の会話からボスはそれ以上の存在ということがわかるが……。
これは紅蓮の魔王の幹部達の会話だった。
そして紅蓮の魔王軍50万人は紅蓮の魔王の城を出発し、シズゼリア領域へと向かった。
「これは、少し多いんじゃ……」ぢ名は城から50万人の数を見て、少し多すぎると呟いた。
だが、これでも全ての5分の1らしい…
暗い図書館に朝日が差し込んだ。
だが朝日の光とともに邪悪な力を5人は感じた。
「はぁっ…この感じ…」一番先に気付いたのはレイムだった。
「ついに来た…魔王軍!」シュナはその邪悪に少し恐怖を感じた。
そして5人は外へ出てその空気を吸った。
「そういえば、これがパーティー全員で初めての戦いだね」ソピアは言った。
「あっ、そういえば…」レイムとソージとサリアはちょっと嬉しい気持ちになった。
「じゃあみんな、作戦通りにってもほとんど一緒なんだけどね」そう作戦は簡単ただ魔王軍を撃退すればいいそれだけを考える。
「じゃあみんな行くよ~」シュナは聖域にレイム達は魔王軍の邪悪の力を辿っていった。
そしてだんだんと邪悪な力が強まっていった。
ここはシズゼリア領域・南の浜辺、ここから先は青い海。
だが、この感じ…前とは全然違う…。
やはり、紅蓮の魔王の軍…気配が焼けるようだ…。
その先の海には黒い影があった。
「あれが魔王軍…」海がだんだんと黒く染まっていく。
今回も海からか……。
まったく何でもありなのかな~…。とレイムは頭の中で呟いた…。
その光景にレイム達は驚いたが、すぐに戦闘態勢に入った。
「紅蓮の魔王軍…私達が相手になるっ!」とレイムは決め言葉を言い捨てた。
そして最強パーティーと魔王軍の戦いが始まる。
そして紅蓮の魔王との戦いの始まりでもあり第一章の始まりに過ぎなかった。




