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第209話:最強神レイム・レギレスvs万能の神レイド・リベラジス



 【最終兵器プロジェクト計画】で現在のものだろう。

 あらゆる力と一つの存在を使って、破壊神を倒そうとするとは……。

 ――舐められたものだ……。


 「来たか……」と銀髪の少女は振り向き、そう言った。服装は純白のワンピース一枚だが侮ることはできるわけがない。

 「あぁ……」

 レイムは怒っていた。

 自分が知ってきた今までを振り返ると、相手が許さない……だから負けるわけにはいかない。


 「そういえば、あのミレルっていう子だったらいないよ……死んだから……」と純白の剣をレイムに放り投げた。

 「ッ――」それは間違いなく、ミレルの剣であった。レイムは湧きあがってくる怒りに押しつぶされそうだった。


 「なッ、何故だッ……」

 「んッ……」

 「何故ッ!あの子を殺したんだッ!……貴様らはッ!……」銀髪の少女は首を傾げた。

 「私もよくわかんないけど、破壊神が反転した姿とは言っていたな……」


 ――反転?そういえばこれを実現させたのは、私が知る限り、破壊神だけだ。

 

 「そんなこと……じゃあ今貴様を創造した奴らはどこにいる……」

 「さぁ、知っているけど……わかるよね……」と少女はレイムの目を睨みつけた。

  

 「そうだな……」とレイムは鞘から《破壊(ディスラクシェント)(ソード)》抜き、そして純白の剣も左に持った。

 「私に破壊する力しかないと思うな……」とレイムは漆黒の剣を少女に向けた。


 すると少女も横に右手を向けた。

 その瞬間、銀色の細剣が出現した。

 「えぇ、そのつもりでこの計画は進められてきたんだからな……」と少女は細剣を構えた。

 「我が名は、レイド・リベラジス……あの方から与えられた万能の神で選ばれし者である……」とレイドは言った。


 レイムはこの世界に来て、色々調べたりした。特にハマったのは、SF映画などだった。

 スター〇ォーズ的なものを思い出した。


 そして自分が黒で統一されているからダークサイドだと思ったこともあった。

 「そうか……では正義である悪が貴様を討つッ!」


 その瞬間、レイムは黒と光に包まれた。

 今回二度目の神化である。


 だが今までと違う所は、白が所々混じっているということである。

 最後に浮遊する10本の剣は上の方は黒く、刀身部分が白くなっている。

 「貴様の目の前にいるのは、数多の神々の中で最強と呼ばれた神の新世代である……」

 破壊の神、いや最強神の力は4つ存在し、『破壊』と『再生』そして神化で真の力となり、『終焉』と『創造』になるのだ。


 そして今のレイムは、純白の剣《再生(リプロダクション)(ソード)》を手にした瞬間『再生』の力を手に入れ、神化をした。

 全能をも超える力の状態であるレイムは、まさに奴らが手に入れようとしている力である。


 「さぁ、始めようッ!最初の戦い……ファースト・ラグナロクをッ――」

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