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第197話:全ては……



 7つの場所は様々らしい、幹部が出たり幹部の配下が出現、その他も当たることもある。


 二つの組は無限に現れるアンデットにスタミナを削らせていた。

 「糞ッ、ピールッ下がって……」無限に出てくるアンデットに最破の二人でも倒しきれるものではなかった。

 アンデットは普通だが、全てにあのニュウエネルギーが体内に流れているため相手からの攻撃を受けることを非常に注意している。


 奴らは鈍く、目も悪いことが分かる……だが必ずこっちの方向に向かってくる……。


 恐らく破壊の加護のせいか……。

 「無限に増殖……だったら根元をッ――」

 「私の力なら……」左翼の(ろく)のシールは自らの姿を相手の視界に移すことのできない能力だ。たとえ敵の目の前にシールがいたとしても見えていることはない案外強いものだ。

 

 「ふッ――」シールはその力を使い、アンデット達をどんどん切り裂いていった。

 

 

 そしてもう一組でも、同じ状況だった。

 無数のアンデットの影響で下の人々は混乱状態、いやもっと最悪の状況になっていた。

 奴らはこの世界のことなんか考えていないようだ……。 


 「てァァァッ!」《破百合の剣》でアンデットを切り倒していくリツリは根源に向かっていった。

 もうこちらではそこに向けてディリアと着々と近づいている。

 「グアァァァァァッ!」と叫びを上げ、アンデット達がこちらへと近づいてくる光景はもう見飽きている。

 「リツリ!ディリア!」とレジナインからの応答だった。

 「レジナインッ、何だッ!」とディリアはリツリの背中を合わせ、応答した。

 「君達に向かわせたポイントと近くのポイントが近づいているッ!シールとピールと合流してあのポイントを打ち消してくれッ!」

 「近づいている……どうゆうことだ……」エネルギーが自ら卯木クことはないと思うが……。

 妙な状況にディリアは考えた。

 「まさかッ――」とディリアが閃いたと同時にリツリも答えが出た。

 「その中に敵がッ……」


 その瞬間、二人はシールとピールとの合流を急ぐために二人の力を追っていった。近づいているのはリツリとディリアに向かわせたポイントがシールとピールに向かわせたポイントに引き寄せられているのだ。

 

 「うッ――」吸血鬼の少女は強く地面に叩きつけられた。アンデットを切り抜けアンデットの湧きであるポイントに来た。

 だがそこには、またしても幹部がいたのだ。

 「ふッ……大した事ないな……」と地面にクレーターができたみたいに凹み、その中心に黒く染まるデカ物がいた。


 そのデカ物から生える触手がシールとピールに迫ってきた。

 「はァァァッ!」触手が二人に触れる直前にそれは斬られた。

 

 「危なかったな……増援の参上だッ!」

 目の前には紫の鎧に包まれた者が立ち、その横にはリツリとディリアもいた。

 

 シールとピールはその者から漂う魔力で何者かが分かった。

 闇の根源のような魔力が漂っている奴は……。

 「闇の神……」

 

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