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第183話:異と戦い



 死の軍勢は真っすぐとこっちに走ってきた。

 アンデットが見えたが、何かあるのではないかと思ったが普通なアンデットだった。

 「レイム……」とソージは不安だった。

 「前は任せよう……攻める時は私が言うから……」とレイムはそのまま前を見つめた。



 「ギギギッ、あの方のためにィィィッ」アンデットは言葉を発していた。

 20万だがあの大門から無数に出てくるともあり得る。



 そしてもうすぐ“最破”左翼の7人が立つ位置から50メートルの距離まで迫ってきた瞬間だった。

 

 「グギャッ!」と先頭のアンデットが倒れ、迫ってきた流れが一瞬にして止まった。


 「ナナナッナンダ!」と知識はあるようだ。

 だが戦闘力は人間同等かそれ以下……。


 そして紫色の斬撃が走ったその後また先頭のアンデットが倒れた。

 「キッ、キサマハッ!」とアンデットの軍勢の前には黒髪のロングに美しいドレスのようなメイド服を纏っていた。


 「この世界から出て行けッ!」とメイドはすごい威圧だ。

 「人間ガァァァッ!行クゾォォォッ!」と再び進行を開始した。


 そしてメイドは鞘から細すぎる剣を抜き、構えた。

 「ギャァァァッ!」とアンデットは大きく剣を振りかぶった。


 「ふッーー」と到底剣が届かない距離で思いっきり剣を振った。


 その瞬間、アンデットが倒れた。

 だがもう止まることはなく、進行を続ける。

 「だったら皆殺し……はァッ!」


 物凄い速さでアンデットの首に刃を入れる。

 アンデット達はメイドの方に動きを向けた。


 これでアンデットの軍勢が一つの方向に向いた。


 「ふッーー」と回転斬りで周りのアンデットは倒れた。


 そして中心に現れたのはメイドだった。

 剣の中では軽いその剣を片手でクルクルと回し、刀身を顔に寄せた。

 「無限の星“最破”が一人【左翼の()】“破壊を承る者”リツリ……」と決め台詞だったが、アンデット軍勢はいなかった。



 50メートル内に踏み込めば、“最破”が動く。


 この程度だったら一人だろう。

 「今はいいけど、左翼が突破されればこちらも落とされる可能性がある」

 “最破”の中では弱くても実力差は右翼と左翼では少ししかの差しかないのだ。


 「あとは何とかするしかないが、このまま持ち堪えればいいが……」とレイムは嫌な感じがした。


 その予感は無限の星に死を迎えた。


 

 

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