第171話:新無限の星会議
まずだが、一様これでメンバーは完璧に揃った。
ギルドで言ったら大規模な所まで来ている。
「位ですか……」
「あぁ、この際だから皆に話そう。私の一部と言ってもいいが、この剣に宿る10人の天使の事についてだ……」
レイムは剣を抜き、終焉の剣となった。
「さぁ、我が天使達…目覚めよ!」と唱えると、後ろに浮遊する10本の剣が光り出した。
そして10人の少女が見えた。
「じゃあ自己紹介をする……」
皆は驚いていた。
破壊の神がこの力を見せたのは、5代目が初めてだからだ。
これには魔王も驚いていた。
そして最初の水色の少女が一歩前に出て自己紹介をした。
水色の長い髪に水色の目で、羽衣を纏い青い帯が床に垂れている。
「第一剣、水天使ヘンネ・メタトロンです。よろしくお願いします……」とレイムよりかは年下の第一の天使はペコリとお辞儀した。
理性は普通のようだ。
レイムもパーレルゲン以外は初対面だ。
そして自己紹介は続く……。
その隣には、金髪の長い髪に金色の目……白い羽から作ったモフモフの長袖の上と短パンを纏っている。
年齢はヘンネと同じだ。
「第二剣、光天使ヨッド・ラツィエルです。よろしくお願いします」と明るい声でそう言った。
「第三剣、土天使ムム・ザフキエルです。よろしくお願いします」とオレンジ色のショートにオレンジ色の目と白いワンピースを纏っていて、ヘンネやヨッドと同じ年齢だ。
「第四剣、風天使エルゼ・ザドキエル……よろしく……」と鮮やかな緑色のロングで草から作った服を着ている幼女がおどおどと挨拶した。
「第五剣、火天使ホールン・カマエル……よろしく!……」と第四剣までとは違い、年齢はレイムのより上で赤いロングに紅色の目、そして炎のイメージしたネックレスと赤味が入った羽衣を纏っている。
「第六剣、美天使ロハール・ミカエルです。よろしくお願いします」見た目はお姉さんのピンク色のロングにピンク色の目……露出の高いピンクの服を着ている。
「第七剣、金天使パーレルゲン・ハニエルです。よろしくお願いします」戦闘では、見た目のわりには強いことが判明した。
パーレルゲンは唯一行動を許され、ディスラクシェント領域を守ってきた。
「第八剣、生命天使ツバァルト・ラファエルです~。よろしくお願いします~」とデカい胸に如何にも生命を司りそうななりをしている。
植物似の服を着ている。
「第九剣、影天使カイダース・ガブリエル……よろしく……」後半はお姉さんだ。黒髪のロングに漆黒のドレスを着ている。
「第十剣、闇天使メレク・サンダルフォンだ。よろしく……」悪魔風の服を纏い、紫色の長い髪と瞳をしている。
「これで、全員だ……。そしてこれらの存在が明らかになったからにはちゃんと地位を決めなくてはならない……」
守護者なんてもう堅苦しい、だから名前を変えよう。
「まずだが、守護者の名を変える。現在いる守護者14人を……最破14柱とする。そして14人の全員に神器を持たせる。もし望む物品があるなら私の元まで……」神という存在であるレイムは配下が望む神器を生み出すことができる。
レイムが初めて神器を創造したのは、自身の血で『神雷破槍』を作ったのだ。
そしてレイムの要件は終わり、そろそろ本題に入る。
「では、裏世界計画の結果を聞こう……」
レイムは知ることとなる。
もう間に合わなかったということに……。




