表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
159/212

第158話:少女の成長と精霊最強



 次の日になり、無限の星は二つで巨大な一つの計画を開始した。


 レイム、ロナ、ソージ、ソピア、サリアは世界七神皇帝の一人を訪ねるために、シズゼリア領域に向かった。

 勿論、戦う気だ。


 「精霊最強か……」とレイムは呟いた。

 これまで、自分に上回る敵とも戦い……世界七神皇帝の中での敵は二人くらいだろう。


 だが何故、世界七神皇帝の頂点を目指そうと思ったのか、自分の気持ちもそうだったが……あの時死の神がいったからだと、それが理由になってしまうだろう。


 「死の神がたしかに望んでいる……」

 「レイム様……確かにロナもあの時死の神の言葉を聞きました……。だが存在は謎です…エマたちの生みの親であろうが死の神は遥かな存在です……」とロナは言った。


 確かに、死の神の名など普通に過ごしていると絶対に聞かないだろう。


 今は歴史には魔王達が世界を滅ぼそうとしていて、魔王の影に隠れている。


 しかも何が目的なのかさっぱりだ。



 「そんなことを言ったって、今は何もできない……今考えるのは、頂点を目指すそれだけだ……」とレイムは歩みを止めなかった。


 「レイム……なんか雰囲気変わったな……」とソージ達が後ろで話していた。

 レイムが天界にいる中、城の闘技場でジュウロウに修行させられていた。

 「そうだよね~時代が変わってホントの王…いや神……」とソピアはキラキラと目を輝かせながらレイムを見つめた。


 「あぁ、あの王冠が本当の王の証だ……」とサリアは言った。


 王冠も馴染み始め、指導者としての成長は確かに皆は感じていた。



 もう何度も訪れた奥地だが、精霊が集まる場所がこの先にあるのか……。

 

 するとこの先の地形は大きく盛り上がっていた。

 「ここか……魔力の密度が高い……。精霊は属性の力から生まれるものだ……だがポーリンは例外だろう……簡単に言えば珍しい個体だ……」

 

 だが、急に同じ七神皇帝が訪ねてきたら、ジジンと同じ感じになる可能性もある。


 だからこの行動は普通は正しくないのだ……。

 

 「何か懐かしい感じがしたから、出てきたら破壊神とは……世界七神皇帝の希望の星が私に何のようだ……」とどこからな声がした。


 

 その声はポーリンだ。

 青髪の少女がそこにはいた。


 ロナの目はその少女には写ってなかった。


 「精霊最強のポーリン……私は破壊の神レイム!世界七神皇帝の頂点を目指す者だ……」と決め台詞を言い、何でも頂点を目指す……これはもう病気なのか定めなのか……。


 これからの動きが運命の分かれ道である。

 

 



 


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ