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第129話:皇帝の動き



 この学校は、魔法なども勿論の事剣術などもだ……。

 何故かと言うと、王家に仕える者達のための学校だからだ……これが………。


 いつの時も盾となって死ぬために、強さは必須だ。



 そしてこの6人のうち5人はレイムの本性を知らなかった。


 いや真実を言うと、好戦的なレイムに対して今代はレイムと会うのはほとんどだ。


 高確率で炎の神は絶対だ。




 そして女性陣達はすぐに男子生徒の注目の的になった。


 小さくて、可愛くて、その上強さと言う破壊力!…という言葉が男子の頭には飛び交っている。


 6人の教室はエリートのAになった。



 教室は学院のように教室全体が円状になっていて、上から下にいる教師を見るということだ。


 ビムルは好戦的で、実技が一番楽しみのようだ。




 「授業としては、一般常識のようですね……これから通う日数はやく一か月程ですね」とロナはレイムの横でレイムに配布された教科書を読みながら話した。


 



 そんな中で地上では、ワ―レストが定期的にロナとレイムに報告している。


 神不在の最強の領域になった情報は限りなく漏れてはいないが、そんな中を狙ってか…領域外の大きな国が動き出した。


 「何だとっ!神器が盗まれただとぉぉぉっ……あれがないと俺達はっ……」


 とある国の大きな屋敷の中で男達が慌てていた。


 「あれを望んでいるのは…かつて世界七神皇帝の一人……ヘジルウス様――」




 ズドーーン!!


 と男が言いかけたその時…その屋敷の扉が破壊された。



 

 衝撃の煙の中から、海賊ハットを被った男が歩いてきた。


 「べジルウス様……申し訳ありません……」と男は跪いた。

 「そうか……奪っていった奴らについて誰か知っている者は……」とべジルウスが屋敷の中いる者達に問い掛けた。


 すると腕や足に包帯を巻いた男が挙手をした。

 「そう…それを話せ!」


 「はい……その者達はディスラクシェント城という言葉を言っていました……。恐らく最近異例の同盟をした無限の星かと……」と男は言った。


 恐らくだが、ディリアが襲撃した生き残りだろう。



 「無限の星か……2代目世界七神皇帝か……。そう言えば、雷神がそいつにやられたと聞いたが………面白い……。お前たちは水源の都市へ向かえ……無限の星に襲撃をかける……」


 べジルウス……海王の海賊と呼ばれ、人間種の中で最強の存在だろう……。



 男達はすぐに水源の都市に向かった。


 また一つの戦力が動き出した。





 そして、太陽が真上に登った。


 その頃レイム達は、実技で剣術の授業だ。闘技場でギャラリーの中央には戦闘の場が……。


 

 早速、レイムが貴族と本物の剣で戦う……。

 

 レイムはいつもの黒き剣を片手に中央に向かった。

 「ロナ…レイムの剣の腕はどうなんだ……」とビムルはロナに聞いた。


 「どうでしょうか……剣術は一様教えてはいますが……スキルに関しては普通より劣るかもしれません……」


 それを埋めるかのように、破壊の剣は神器以外の剣とぶつかった場合、脆い剣だと接触した瞬間折れてしまう……。



 「まぁ、不安でしかないです……」とロナは正直なことを言った。


 単純な剣術だと、まぁまぁの凡人だろう……。




 

 そして二人は一定の距離を保ち、剣を抜き構えた。

 

 


 


 

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