第119話:神々と死と破壊の裏切り
改めでだが…6つの書についてだ…。この世界を創造した6人の神が書いた6つの書…その中には神が他の神が知らないことも書いてあった。そんな代物だが見た者は4代目破壊の神とグア、トム、ディリアと2代目破壊の神となる。
それも世界が創造された時点で世界に散らばり地下深くに位置したとされている…。
それを初めて見つけたのが…大戦後に大地が抉られある者に拾われた…そして破壊の神の城の知識の図書館に納められた…。
4代目は城にいたのは少しの間だけ…そして後は次の神に任せると言って出ていった。ディリアはライトと出会い守護神に入った…。
「俺は…未来が見える…最近は何度も同じ未来が一日に何度も何度も頭の中に流れてくる…」その光景は自分が2代目に殺されるものだった。未来が見え、自分の死が見えることはとても怖く自分の心に大きな穴をあける…。
「この際だから教えてやろう……この世界の者っは極まれに種族の中や神に未来というものが見える者がいる…。その者の特徴は……」
……その者の特徴は、自分の中にはもう一人の自分が存在するという言葉が言い流れているが…はっきり言うとそれだ。黒と白…その逆も存在する…見た目は自分の白バージョンと思い浮かべた方が分かりやすい。もう一人の自分は自分と似ていて繋がっている…触れることもでき…会話もできる。
そしてもう一人もその黒や白と繋がっている…そして未来を見る能力も同時に持っている。
「そう……俺は…もう一人の2代目破壊の神なんだ……」とレイムとロナに打ち明けた。予想外過ぎて二人は固まった。
「そんなことって……もう一人の2代目破壊の神…」レイムはとても信じられそうにはなかった。
ロナはその真実を受け入れようと耐えるように目を瞑っていた。
「じゃあ…あなたを倒せばー」
「いや…白を倒しても黒は倒れない…元となっているものを倒さないといけない…」それはどちらも変わらない…。
「どうやって…・あいつを…剣も折れてしまった……。私にそんな力なんて……」レイムができないと言う気持ちに埋め尽くされいる中、ライトはそばに来てレイムに言った。
「だから俺は決して奴を倒せない……破壊の神に勝てるのは破壊の神だけだ…残るはレイム…
君だけだ…」目には涙が流れ、その言葉がライトの願いだとレイムに伝わった。ライトは奥へ行き、一枚の紙をレイムに渡した。
「突然ですまないが…握手をしてくれ…」とライトは手を差し出し、レイムはライトの手を握った。
するとレイムの体が黒い輝く光り出し…レイムのんかで何かが変わった。
力が溢れ、増えていく…破壊の剣と鎧・破壊の覇気・破壊の翼・破壊の手・破壊の影・破壊の世界。6つの力が完全に宿った。
次にライトはレイムに何か書いてある…紙を渡した。
「これはあの本から移したものだ…恐らく奴も高火力の破壊の攻撃を使ってくる…だったら君もその力を持っていた方がいい…」紙に手を伸ばし掴んだ瞬間、紙が黒い光とともに消え、その力もレイムの中に流れていった。
「…これが俺にできることだ…恐らく奴は雲の上だろう…私と戦った時は雲の上に浮遊する王宮があった…。今もそこに…」
それを聞いてレイムは…「ありがとうございます!…私、絶対に奴に勝利してみせます…」レイムは奴に敗北した破壊の神に誓った。
そしてある情報が流れてきた。
「レイム様!…先ほど雲の上を調べてくれと頼んだら…レジナインが発見したようです…」標的はもうすぐそこだ…。奴の罪は重い…その脅威は世界を破滅するほどに神にも死にも影響を及ぼす…。
そして同時に神々が話し合った結果、2代目破壊の神の消滅が決定した…。
神々はレギリオンの大戦が再び起きることを恐れ、神々と無限の星の戦力は2代目破壊の神に向かい、ぶつかることはわかっている…。
戦力は圧倒的に神々だが…まだ作戦は決定されていない今が無限の星がやれるチャンスとなる…。
神々と死と破壊の裏切り者は待っていたのであろう…自分と同じ強さを持つ者に…そして自分と同じ存在の者を……。
そいつは雲の上の王宮である人が来るのを待っているのであった…それは誰なのか…誰にも分ることはない……。




