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第114話:破壊の塔



 「シール…私達は大丈夫だとしてワ―レストは…」とベルーナ、シール、ピールは敵を一掃してやることが無くなってしまった。



 「ワ―レストは手を出すなって言っていたから…私達は待つしかないよ…」とシールは言った。ワ―レストは守護神でありながら…ずっとその位置にいた…。


 最強の神という下に仕え、自分の力の強さを長年忘れていた……そして誰もがその神に挑み勝利をしたいという思いがあった…。



 だが今ではレイムのレベルは遥か上に行ってしまった。




 その思いが今この状況を創ったのだろう…最強の神であり自分のあこがれでもあるから新な破壊の神を守っていくと決めたのだろう…3代目の時もそう思った…。



 「その力…返してもらうぞ!」そして怒りを感じていた。


 3代目破壊の神とは一番の中だった…その力を取られたことは許すわけには…。



 「俺はこの力で……だから…邪魔をするなぁぁぁっ…」と男は大きく剣を振った。

 「聞かない…その力を持ってしてもその程度だ…長年破壊の神につかえた私にとっては…」とワ―レストは一瞬で上空に飛び上がった。



 「塵も残らず…死ね……死を(オーバー)・超える(デス)!」ワ―レストは手を前に出し術式を唱えた。 



 すると背中からコードが四本飛び出しその先には透明な石のようなものがついていた。




 これは周りの地からを自分のエネルギーにする装置…少し破壊の神と似ているのがその神に創られた種族なのだ…。




 男は慌てることなく笑みを浮かべていた。



 「ふっ…笑っているのも今のうちだ……がっ…」急に体の中があつくなり始めた。

 「このエネルギーは……そうか……ここには………」そうここにはあの新エネルギーが漂っていた。



 「あぁぁははははっ!」と男は大声で笑い勝利を悟った。



 

 だが「ふっ……こんなもので私や我が神が負けるはずがないだろう……」と態勢を戻した。


 「なっ…んだと……」と男の表情が一瞬にして絶望の顔になった。

 「あらゆる力を自分の力に変えるという言葉が怪我されますよ……」とワ―レストは呆れたように言い、手を前に出した。



 「じゃあ…改めて……塵も残さず死ね!…死を(オーバー)・超える(デス)!」背中から出た四本のコードが力を吸い取り右手へ込められた…そして魔法陣が展開され、青白の光が男に向けて放たれた。


 「あぁ、あぁ、あぁぁぁぁぁっ!」男は何もできずその光線に飲まれ消えていった。




 

 すると急にワ―レストの頭にフラッシュバックのようなものが起きた。


 「何故…」と地に倒れ、その答えを探すワ―レストの姿があった。


 「私は力もそうだな想像から生まれる力というものが実在する…だから私は…いや…ワ―レストお前ならそれを分かってくれるだろう…私がいなくなっても次の破壊神を守ってあげてね…」と姿はレイムと変わらないが声はお姉さんのような透き通った声で背は高かった。



 

 「レイム様……」その時ワ―レストの目には涙が溢れた。


 そして何も考えられなくなり、力が抜けて地にワ―レストは落ちた。



 3人が駆け付けると、涙を流して「強くなった…」と答えた…。



 そしてクレーターができた底には黒い結晶の姿があった。





 レイム達は螺旋階段を上ると大きな扉があった。


 「これじゃあ、簡単に上には行けなそうだな…」とレイムはそう言いながら扉を押した。




 すると天井にステンドガラスがあり、そこから光が差し床がカラフルになっていた。

 一見何もないが…。



 「まさか…こんな所に新時代の破壊の神が来るなんて…」と長髪の男がそこにいた。

 「さぁ…ここから先へ行きたいんだったら私を倒していくんだな…」と少しナルシストなのか少しうざいキャラだった。



 「レイム様…私が…あいつからは…嫌なものが…」とジュウロウが前に出た。


 すると「俺もそう思う…ジュウロウさんだけじゃ…俺も行くぜ…」とビーも前に出た…。



 「おや…そこのおっさんは私の力を知っているようですね……私の力は……」と言う所でジュウロウが「破壊の世界だろう…その力は破壊の神6つの力で一番強大な奴だ…」そう破壊の世界はその名と通り発動したら周りのものを破壊し世界に終焉を迎えるというものだ…。



 「そうです…その力を相手にあなた方二人で果たして勝ち目はあるのでしょうか…」と聞くからにムカつく動きと喋り方だった。



 「あぁ…お前みたいなものがその力を扱えるとは思えないからな…返してもらうぞ…若造ぉ!」ジュウロウは斬理刀を抜いた…。



 ジュウロウは怒りを持った。その理由はワ―レストと同じように3代目の力だからだ…。

 「レイム様…ここは私達が…」




 「わかった…よろしく頼む…」レイム、ロナ、ソージ、ソピア、サリア、リツリ、ディリア、エマ、レジナインの9人は奥の扉に向かった。



 「そうはさせません…」と男はレイム達に攻撃を放った。



 するとビーが一瞬にして移動しその攻撃を跳ね返した。

 「おっとお前の相手は俺達だよ…」入り口の扉の方はジュウロウが出口にはビーがいた。

 「まぁ…いいでしょう……」と笑みを浮かべ…レイム達をこの空間を出すのを目を瞑った。

 



 そしてレイム達は扉を出るとまた上に続く螺旋階段を上っていった。そして一定の高さまで登ったらまた大きな扉があった。


 「次は何がいるのかな…」とレイム達は扉を押した。 


 そして全員がその空間に入った瞬間、声が聞こえた…。


 「なるほど…手下を相手にしているのか…じゃあここにも置いて行くがいい…俺が全員殺してやる…」と背中には黒い翼があった…。



 「じゃあレイム様…ここは私とディリアが引き受けます…最深部はまだまだ遠い…急ぐのです…」とリツリとディリアがここを引き受けた。



 「わかった、最深部へ急ごう…」次の男はあっさりとレイム達が通るのを許した…。

 そしてレイム達は最深部へ向かった。




 「じゃあ始めるか…」と男は言った。

 

 すでに無限の星はもう川の流れの最後の所まで流れていったその先にあるのは…一体…。

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