第112話:今の思いと無限の星の理由
「ジルフィスさん!下はヤバいことになってますね~」と多様の日差しが当たるテラスでそこに座りステーキを口に運ぶ赤い服の男に下っ端のような奴が話しかけてきた。
「そうだな……そうなってしまうと2代目なんかただの機械だ…俺がこんなこと言うのもなんだけど……」その男は2代目神々に不満を持っていた…いや3代目、4代目、5代目を含む全ての神がそう思っているだろう…。
「だから今結論が出ずにいる…2代目破壊の神を…だが俺が不満を思っていた2代目の一人がああゆう行動に出るとは2代目は慌てているのだろう……下の方は下の奴らと今代に任せればいい…」とまたステーキを口に運ぶ…。
「だけどジルフィスさん…噂では破壊の神が大魔王と同盟を組み無限の星を創ったとか…ないとか…」もう天界にもふわっっとその情報が流れていた。
「大魔王かぁ……俺は全盛期の頃は世界七神皇帝たちと戦い、最後には大魔王と戦い勝利した……奴の時代はまだ続いている……」世界七神皇帝に加入していないのに関わらず他の5人と渡り合えるほどの強さだったがその上には死の神が君臨していた……大魔王は世界七神皇帝のレジナインとともに世界を征服を目指した。
まずネルトシネアス領域からシズゼリア、ソルレンテ、エレクシアに続いた。そして遂に天界までもが揺るがされた時にジルフィスが大魔王と戦い勝利を収めた。
あの時、死んだと思われていたが…再び世界を……。
そんな者と破壊の神が同盟を結んだという情報は大抵は信じる者はいなかった。
「まぁ、今は今代に任せればいい…」ともう自分はいいと言った。
「だが、5代目破壊の神が下界での行動は天界の神々の目を止めるものがいくつもあります…」
「それは、親の仕事だ…娘の面倒は母親が見ればいい……」
「だが、このままいけば世界最強の地位を大魔王とともに君臨するのかもしれません…」と下っ端がいい、それを耳に入ったジルフィスは…。
「あ~はっはっははははは………今の状況じゃいつになるかわからん……まだまだだよ…あいつは……見たのは生まれた時だけだが……世界最強の前には世界中の者がいる…もちろん俺もだが……」
この男は3代目の最強格であるランキング2位炎の神だ……。
もし、無限の星が動き出したら、初代や2代目の世界七神皇帝や神々が前にはだかるだろう…。
「まぁ、今の世界七神皇帝の最強となってほしいなぁ……それくらい言ってもらわないと俺の孫ではないなぁ……」と言った瞬間、横に並ぶ下っ端がざわつき始めた。
そうだ…この男、3代目炎の神ジルフィス・レギレスはレイムの叔父に辺り、レイムの母が娘に当たる。
「まさか…俺の孫が最強の神と呼ばれる破壊の神になるとは……」
「それで5代目の炎の神は…」とジルフィスに問い掛けた。
「あぁ…レイスの姉の息子に炎の神の力が宿った……」普通であれば、炎の神から生まれた子供は炎の神の力が宿ると言われているが、レイムは生まれた直後に宿ったのは破壊の神の力が宿り、その姉の息子に炎の神の力が宿った。
「継承式には必ず会うな…もう末時なのかもしれない……。様子は見るが、あと一線を越えた瞬間、また大いなる戦いになるだろう」とジルフィスは戦争を待つかのように、そしてそれを楽しみにしているように笑みを浮かべ太陽を見た。
「あの大戦の後…たしかに時代が変わった……この先は新時代になる…」と呟いた。
「こんなに呑気に進んでいるの…飛行船ってこんなに遅いっけ…」と手摺りに腕を乗せ、流れる景色をぼんやりと見ていた。
「まぁ、いいじゃないか…場所はわかったんだから…」とレイムの横に来て、レイムの前に機械のキューブを浮かべた。
「ここに…ある…だがこの位置は正確とは言えない…」レジナインが地図を出し、レイムにそう言ったのはわけがある。ミサイルがどこからか飛んできたのを突き止めるために、あの施設で調べたエネルギーを辿っていた。
そこである地点からそのエネルギーが広範囲に漂い、正確な位置が特定できなかった。
なんのでその向こうにあると予測しただけだ…。エネルギーの濃度の高い所がそこだ…。
「なるほど…じゃあもうすでにそのエネルギーを利用しているということになるのかな…」
「あぁ、おそらくだ…」
現在地点はエレクシア、ソルレンテを超え、森林が広がる所まで来た。
「こっち…危ない!」とレジナインが叫んだ瞬間、飛行船が揺れ降下していった。
「まずい…みんな何かに掴まれぇぇぇぇっ!」レイムとエマとレジナインと守護者達が乗っていた飛行船が森林に不時着した。
ここは目的にの全然手前だ…。
周りは森林が続き、森林地帯だった。
「飛行船を落とされたと言うことはこの先でいいらしいな…」とレジナインは言い地図を確認した。
「この先は何があるかわからない…皆警戒して進め!」破壊の神側と大魔王は完全に和解した。
「じゃあ飛べるものは空からの監視を頼む…」とレイムが命令を下した。
「じゃあ私とワ―レストが…」とベルーナが申し出た。
「まぁ、私はいいけど……」とえっという表情でベルーナに引き付けていかれた。二人は空からの監視へ回り、移動が開始した。
この森はあのエネルギーが漂っているせいか…突然変異を起こしていた。
「あのエネルギーは地深くに存在するものでどんなものにも変換できるエネルギーなんだ…それが完全に使えれば…我々の勝ち目は凄く下がるだろう……」とレジナインが想定した。あのエネルギーは魔力や魔法に混ぜることで新たな魔法が開発され、兵器に混ぜればとてつもない破壊力が生まれるほどの力を持つエネルギーだ。
すると「レイム様ぁぁぁっ!…正面に高い黒い塀で囲まれた町が見えてきました…」とベルーナが叫んだ。
それを聞いてレジナインが地図を確認すると「地図に載っていない…まさか町を作るほどの人口だと……予想外だらけだ…」
「どうする…レイム…」エマはリーダーであるレイムにこれから何をするのか聞いた。
「ここからは帰っては来れないかもしれない…だがこの先は確実に黒幕の元へ川の流れのように着くだろう…その時まで私について来てほしい…」とレイムはみんなに最後まで来てと頼んだ。
「わかっているだろう…俺達はレイムについて行くぜ!」とソージが一番に答えた。
それに続き、ついて行くと言ってくれレイムの目には涙が流れた。
「私もレジナインも他の仲間たちもついて行くよ…絶対に…」とエマもレイムの肩を押した。
「私この先が怖い…もっと底知れぬものがあの先には絶対にある…だからみんなでそれを見ていきたい…一人じゃ……絶対無理な…ことを…みんなで……」と今の思いを一生懸命話し、レイムの方へみんなが寄り添った。
この思いはレイムが無限の星をつけた理由の一つだ…。
いつも夜空を眺めていたレイムはその星にいつか行きたいという願いがあり、それを仲間で行って見たい……全世界を見てみたい……その願いは無限の星だ…。
この思いはこれからの物語となっていくのかもしれない……。




