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第104話:真実に近き幻想



 なっ…なんだと…」「えっ…そうなの…」二人は驚き硬直した。


 「何を言って…だって現にこの世界でそれが見つかっているじゃないか…はっ、いつもの茶番はやめてくれとー」


 「これは、本当だ!」とレジナインは大声でレイムとエマを説得しようとした。

 




 「じゃあ、何かこの世界の誰かが別の世界と繋がりを持つ者がいると…お前はそう考えるのか…」とエマは動揺を隠せなかった。



 「じゃあ、何でこの世界の人々はこの世界の他に別の世界がないと信じているんだ…それがまずおかしいだろう…」



 「私はあってほしいと信じていたから…それは無限の星と名をつける一つの理由でもあるから…」とレイムは笑みを浮かべた。

 「まさか、お前あの夢を…」とエマはレイムに寄った。




 

 「夢…何のこと…」とレイムは知らなかった。




 

 「まぁ、いい…レジナイン続けてくれ…」と頭を抱えた。


 「まぁ、現在で考えられるのは…破壊大司教の裏にいる2代目破壊の神だろう…恐らくそいつが外との交信を繋ぎ、その世界の兵器をマネして作った…あるいは作ってもらったのか……」




 まさか、そんな兵器を持っている世界との扉が完全に開いたら…。



 「もし、その世界との扉が完全に開いたら、この世界は…」とエマを身を乗り出しそう言った。



 「あぁ、滅ぼされるだろう…だから神でも世界との壁は破れない…だけど今それが可能性となった…このままではまた兵器を作られ滅ぼされるか…あっちから乗り込んでくるかで世界は崩壊する。その前にその道を結んでいる2代目破壊の神を倒さないといけない…だからこの同盟も必要なのだ…わかってくれたか…しかもこの同盟は結ばれたら斬ることは無可能だ…」レジナインはそう言い、笑みを浮かべた。




 

 「エマ!まだ憶測だがこれが私の答えだ…」と椅子に座った。



 「そうか…これは私が予想していたことよ重大だ。しかもこれが世界にバレたら…だけど信じる者はいないかもしれないけど…けど証拠を知られたら大変だ…だからすぐに調査を進めたいが2代目もあの施設を壊されて少しの間は動きは見せないだろう…」とエマはレイムに話した。




 すると「別の施設があるかもしれないぞ…」と話しに突っ込まれた。


  

 「そっ…そうか…でも先に私の話を進めたい…」とエマはレジナインに近づき腕を組んだ。

 「はいはい、続けてください…」と蚊を払うように手を動かした。




 「だが、その前に同盟の件で認めたくないという者をいる…だからこれはあなたの提案をマネした形になるが…じゃあ我々と破壊神レイムで戦いって私達のことを本気で皆に話すんだ…だったら皆は同盟を認めてくれるのではないか…戦えば、会話では気付かないことが次々と頭の中に入ってくるだろう…その方が手っ取り早い…」とエマが驚きの提案を出した。




 

 「はい…私に初めて訪ねた人たちに見たような提案をしました……その提案受けるよ…」とエマに手を握った。


 「わかった。じゃあ相手は私とレジナインね…場所は浮遊するインターネット要塞で…」と人差し指を立てた。




 すると「え~ぇぇぇっ、ちょっとエマ何で私の城で…」とレジナインはエマにくっついた。




 「その方が地面は無事だし、要塞だったら無人じゃないか…」とエマは言った。



 だが大騒ぎをして「でもあそこには私の発明があるだよ…」





 「でも、あの仕組みなどはその機械に詰まっているじゃないか…あと侵入者を防ぐを仕組みを試したいって言っていたじゃないか…」とエマが逆ギレレベルで反発した。



 「……わかりました…ぶっ壊してもいいけどそんなことはできないと思うけど…」とエマを反発する口調で話した。





 「う~…うん、じゃあそうゆうことでじゃあレジナインは要塞の制御で大魔王である私が一人で相手するよ…」とエマは言い胸を叩いた。





 

 「まぁ、そういうことだから…頼んだよ破壊神レイム…」



 「あぁ…わかったよ…ようは勝てばいんでしょ…」とレイムはベットを出た。




 「言っとくが、死の一族でエマのあれを知るものは、二度と戦いたくないと思ったよ…もちろん私もだけど…」と言って部屋を出ていった。



 「戦いは明日だ…迎えはレジナインが迎えに来るから準備しといてね…」とエマはレイムに寄り添い頬にキスをした。




 

 そして部屋を出ていった。


 すると扉の横で壁に寄りかかっていたレジナインが無神経なことを口にした。




 「はぁ~、やれやれだな…思春期の少女は…」




 するとエマの顔が赤くなった。

 「おぉ、やっぱりそうか…それは仕方ないなぁ~…あぁ仕方がないことだ。同性愛は愛が深いときくしなぁ~」とレジナインはおちょくる言葉を話しながら歩き出した。



 

 「お~ま~えぇぇぇっ…そうゆう所が5000年も前から嫌いだったんだよぉぉぉぉっ…」とレジナインを走って追いかけていった。



 そしてレイムはキスされた頬を手で触り、少し変な気持ちになった。

 


 こっちが本当の思春期の少女なのにね…とレジナインは思い、エマから逃げるのだった。

 

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