第103話:その裏に幻想
その後施設はレジナインが確認した所によると半壊で終わっていた…ので完全破壊はレジナインが後始末ということでエマにやらされたらしい…。
そんな者の上に君臨するその姿は一見普通の赤く長い髪を印象とした人間の姿をしていた。
レイムは飛行船に乗った直前で気を失ってしまった。
そして目覚めたのは2日後だった…。
レイムが目を覚め、レジナインが城に訪ねてきた。
守護者達は無限の星と大魔王が同盟を結んだことを認める者は少なかった。
逆に認めたくない者の方が圧倒的に多かった。
無限の星側には大魔王と敵同士となった、あの大戦に参戦していた者も下にはいて、しかも守護神の中にもその者はいた。
自分達が命を掲げて死守した…それを襲ってきた大魔王の軍勢も何人も倒してきた…そんなことを経験した者達がそう簡単に認めるのは…ない…。
「そうか…そうだよな…それは無理に等しいだろう…。認めよう、3000年前のあの大戦で2つに分かれた神々を2つまとめて消し去ろうと考えた…」エマはレイムが横になっているベットの横に座り、当時のことを話した。
あの頃は…チャンスだと思った…。
私はその時はまだまだ未熟でこの姿の通り子供だった。
「君に話そう…君には聞く権利がある…」とエマはレイムの目を見た。
あの大戦の原因は2代目である破壊の神レオン・レギレスだ…。
それが理由で3代目である破壊の神もそれに関わっていると他の神がそう言い出し、破壊の神もそれをかばった闇の神も二度と近づくなと言われたらしい…これで他の領域には入れず、自分の領域の中に閉じこもった。
「だが、私はこう思ったんだと思う…」エマの頭の中にはその破壊の神と戦った映像が流れていた。
あいつはこのままでは殺されると思ったんだ。
頭の数字、つまり3代目の3だ…その数字が若い分考えは単純だった。
惜しくも2代目は初代の継承は初代の頭の中をそのまま継承されたんだ…考えることは機械でプログラミングされたようなものだ…だから単純だと…そうやってみれば2代目破壊の神はその壁が破り、自分の考えで行動したんだ…それに関しては神々の中でも昔から破壊の神だけは違った。
だけどそれでも2代目は裏切り、その全てを背負った3代目破壊の神は全てに戦いを挑んだ。
この状況になったら我々が動かないはずはないと思ったんだ……戦いは凄まじいものだった…上から見渡せば火の海だった。
そしてあの少女が我が船であり、レジナインの傑作のネット要塞を見事地に落とした時は…。
「何故、神々の中にイレギュラーである力…破壊を持った神が存在したのか…」その時、エマの口が微妙に笑みの表情があった。
「まさに、それが最大の謎だ…」
その2代目は神々を裏切り、我々の戦いを邪魔した…そして邪神と化した。
そして私はあの小娘に負けた…。
「敗北を味わったのは、あれが初めてだった。自分の全ての力で全力にぶつかっても負けたことは…」エマは目に涙を浮かべ、掌を見つめた。
「そして私との戦いのあと…3代目破壊の神は父である2代目破壊の神と戦った…だがあの時…」エマの頭に浮かんだのは少女の剣が2代目に突き刺さった時だった…その瞬間、紫の光線が少女の胸を貫いた。
その後上空に位置していた場所からまっ逆さに落ちていく様子だった。
「だけど、2代目の大きい傷で姿を消した…そして3000年も経って再びそして破壊大司教などと小賢しい組織を使って…レジナイン!」とレイムの部屋の窓の方に向けて呼んだ。
「はいはい~…あのミサイルの攻撃力は本物らしいね…シミュレーションだと…」とレジナインは画面をレイム達に見せた。
その中のシュミュレーションはここの領域だった。
「ミサイルがこの城に目掛けて打たれたとすると…」すると画面の中では当たった瞬間、純白の光とともにとてつもない爆発音と衝撃が走り、城は木っ端微塵となり…周囲の地はえぐられたように大地が盛り上がっていた。
「これが、ミサイルの威力だ…まさかこんなものといいたい所だが…」とレジナインは何かを考えてそして話を進めた。
「果たしてこの世界にこんなものを作れる者が存在するのかという話だ…」とレジナインは言った。




