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第100話:潜入ミッション




 ガタン、ガタンと一定に揺れながら地底へと進むこと5分でその動きが止まった。



 着いたのか…予想とはそんなに深くなかったようだ…。

 二人は降り、破壊の要塞に入っていった。




 そういえば、捕まったのはいいがどこに連れていかれるんだ…いや、今はそんなことより侵入完了したのだから破壊に持ち込めば、あいつも姿を現すだろう。




 その瞬間、レジナインが持っていたキューブ状の機械が頭の高さまで浮遊した。




 そして兵士たちの背後にまるで映像が物体を作り上げているような感じで剣が生成された。

 その剣たちは兵士の心臓を一突きし、兵士達はバタンと倒れた。


 「いいのか…倒して…」とレイムは問いかけた。

 「あぁ…いい。侵入できたんだ…この施設が何なのか知ってからここを完全に破壊する……」とレジナインは少し怖いく思えた。





 「じゃあ、ここでソージ達が来るまで待とう……あっ、でもソージ達あの入り口をどうやって…」とレイムは焦った目でレジナインを見た。


 「大丈夫だ…彼らだったら心配ない…」とレジナインは壁に寄りかかり、ソージ達を待った。





 その頃、ソージ達は入り口に近づいていた。 

 「こんな金属が使われているなんて…」とソージは全体を見上げていた。


 「まさか、破壊大司教がこんなものをつくっていたとは…」ロナも驚いていた。




 そして入り口のパスワード入力の所にきた。

 「パスワードが分からなければ、入れない…どうすれば…」とソージは考えてたがデタラメでも開かないと分かっていた。


 「もし、これを壊したら作戦が失敗してしまいます…」とロナも悩んでいた。




 すると「私に任せて!」とコード入力に顔を近づけ、打ち始めた。


 「何やってるんだ…もし間違っていたら…」とソージはソピアの課rだを掴んだ。

 「なぁ、サリアぼさっとしてないでソピアを…」とソージがサリアのいる方を見ると、木に登り、その実を取ろうとよじ登っていた。


 「やる気あるのかぁぁぁ…」とソージは叫んだ。




 その瞬間、ピッという音とともにソピアの声が響いた。


 「開いたぁぁぁっ!」とソピアは両手を上げた。



 「えっ………」

 「えぇぇぇぇぇっ!?…」とソージとロナは驚き嘘だと疑ったが、確かに扉はゆっくりと開いていた。




 「おいっ、一対何を入れたんだ…」とソージはソピアに顔を近づけた。



 すると、ソピアは嬉しさと笑いを堪え、答えた。 

 「それはね…ソピアとソー兄の誕生日を混ぜたの…」と答えた。



 ソージの誕生日は8月19日でソピアはその2年後の8月28日に生まれた。




 

 そして16、3、17と桁で足し、どうやら3と17を足した結果開いたらしい。

 つまり、パスワードは1、6、2、0となった。



 「これは、絶対の偶然だ…凄い幸運の持ち主だな…」とロナは言った。

 「これで、入れるな…」とサリアは人数分の木の実を抱えて、みんなに配った


 「じゃあ、行こう!…」と笑顔でみんなを誘導した。

 あの笑顔が消えることはないだろうとその表情を見た全員がそう思った。





 そしてモノレールに乗り、レイムとレジナインが待つ破壊の要塞に向かった。



 「私の意見だが、今乗ってきたあのモノレールという乗り物は私の国でも移動用として使われているものなんだが仕組みや外見が全く同じだったんだ…だから裏切り者の可能性を今考えている」とレジナインはたばこを吸い、煙を吐いた。



 「魔王に対してそうゆうことを…恨みとか…」レイムはそう問いかけた。


 「だが…今考えてもこれからその者が造ったとされるこの要塞を破壊するだがな…だがそれでは終わらない…まだまだ裏がある…いくつもの壁の奥に絶対の真実があるに違いない…」


 「その壁を壊すのが……私なの……」とレイムは鋭い目でレジナインを見た。

 その表情に目の開きが大きくなった。




 「何でそう思う…」

 「あなたが私に協力したのは、絶対に自分にも利益というものが回ってくるから…それか自分のためだから…」とレイムはそう言った。





 だが、「ぷっ…はっはっはっはははははは…」とたばこを落とし、大笑いした。



 そして涙を拭き言った。

 「まぁ、君はまだ子供だ…だけどその考えはたしかに私の中に入るが…もう気付いてもいいんじゃない…まぁ私が情報を流さなかったのは、よくある教育をするためだ…自分で答えを見つけろと…私はそう言いたいんだよ…」とたばこを拾い、壁にこすりつけた。



 

 「答え…私が…」とレイムは全然分からなかった。



 するとレジナインはため息をつき、話を続けた。


 「じゃあ、ヒントをくれてやるこれでわからければ………私から言うのもなんだが、世界七神皇帝を辞めて次の代の神にもならないほうがいい…」と凄くきついことを言った。



 だがこれは、全てレイムのためだ…。

 「今、問題となっているのがこの破壊大司教だ…そしてその代表である6人の破壊神の力を持った者達…そして君はお父さんやお母さんから聞かされなかったのかい…それか…君より長~く生きている人に……」とレイムの方を向くとそれはないと表情で分かった。




 「歴代の破壊の神で裏切ったものがいる…そしてそれがきっかけで世界大戦という大戦に入った…名前は知らないが…恐らく2代目破壊の神が破壊大司教の裏にいる可能性が高い…そして破壊という単語で自分が関係ないと思ってはいないよね…あいつの狙いは恐らく君だよ…破壊神は一人でいいみたい……」と言い、レジナインは新しいたばこに火をつけた。



 それは、真実に近かった……。





 するとレイムは何かを言いたそうにした、その瞬間、扉が開きソージ達が来た。


 「レイム、お待たせ…」ソージは中へ入っていた。 

 「あぁ、時間通りだな…じゃあ早速中へ潜入ができたことだから…ここからは情報を盗みこの施設を破壊することが作戦となる…」


 「うん…」「わかった…」「任せて…」「了解しました…」とみんな返事を交わし、作戦が開始された。




 レジナインを先頭に全員走っていった。

 「目的地はここの中央部だ…そこに何かあるに違いない……」




 ここから作戦が始まった…そしてこの先にあるのは真実なのか…それとも偽りなのか…。


 

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