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legend・of・Mafia  作者: Yuuki
10/18

legend.10 オダース完結! カードとアジト

合殺魔神スターセッテ。ビーストセッテ7体が合体した究極のロボット。

「ボスさん、これでオダースの奴を倒せそうですぜ」 「うん」 スターセッテは呟く。 「瞬殺する」 「瞬殺かよ!?」 「だが、いけるかもよボスさん」 「えっ?」 「オダースの奴、麻痺してる。今なら動けないはずだ」

「そうか」 スターセッテは左手のハズーカをオダースにむけた。 ドカンッッッ!! オダースは目を閉じる。カッッッ!! まばゆい光が顔に当たる。思わず目を閉じてしまうほどの光だった。 目を開けるとオダースが消えた。 スターセッテが言う。 「消滅したな」「消滅したの!?」 「オダースは実は霊だ。強力な光に当たると消滅する」 「じゃー、今のただ光っただけ!?」 「うん、そなの」 「つまり霊に毒や光は効くけど、打撃は効かないの!?」 「いや、光しか効かねー。毒は鎧を溶かしたから効いたように見えたんだ。麻痺も鎧が動かなくなったから、本体も動けなかったんだ」「そうなんだ・・・」 「あと、バッスラーの武器研究会の奴が新しい武器を開発したらしくてな」 「バッスラーに武器研究会とかあんのかよ!?」

「ああ。ちなみに武器の名はマフィアカード。カードに封印された力を使うことが出来る」 「すごいっぽい」 「使い方は腕輪に四角い穴が空いてるだろ?そこにカードをはめる。するとカードに封印された力が使える。で、カードにはタイプがあって攻撃タイプ、防御タイプ、ステータス変化タイプ、フィールドタイプ、武器タイプ、状態タイプ、生き物タイプがある。ちなみにマフィアカードは多くのマフィアに腕輪とセットで売られている。おかげでバッスラーはガッポリもうかってるぜ」

「売ったの!?しかも、ガッポリ!?」 「あと、勇希の家の地下にアジトが完成した」 「アジトって早すぎない!?アジト造るって言ってたったの1日程度しかたってないんだぞ!」    「いや、1年前に造りだした」    「なんだって!?でもたしかに夜に変な音が聞こえたりしてたような」 「それだ!!多分工事の音。朝までには見た目はもとに戻したから分かんなかったはずだ」 「そうなんだ」 「それより、帰るぞ。アジトでカードとかの説明してやる」「うん」

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