表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
烏の羽根  作者: Taka多可
11/18

10、前夜…Ⅱ母娘

クロウ君が帰ってしまい、一人きりになった病室。




私はずっと泣いていた。

なぜかわからないけれど、ものすごく寂しかった。

なんだか、もう会えなくなるかのような・・そんな気さえした。


「お母・・・さん・・・」

顔も知らない母親。

一度でいいから本当の母に抱きしめてほしかった。

記憶に残せるときに。




私は義母の『しつけ』を守った。

嫌われたくなくて。

どれだけの男に身体を触られたかもう、わからない。



―――――――――――――――――――――――――――――


「やっ やだ! お義母さん!!」

「さ、好きにやって頂戴。触るのは千円、イれるのは一万。生は二万ね。」


「いやぁああああ!!!」


―――――――――――――――――――――――――――――



「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

体中が震える。


誰かに触られていない場所を探す事のほうが難しいくらい。

全身。

一週間に一回は必ず血を流した。

赤ちゃんができなかったことが唯一の奇跡。




クロウ君に出会ってから、ようやく優しさを感じた。

義母にお金を払ったのだろう、知らない男が来ても、クロウ君が居るだけで慌てて逃げ帰った。


すごく助けられた。


でも、満たされなかった。


本当のお母さんに会いたい。




「・・・ぅっ・・・・く・・・・・・」


また泣き出したとき    何かが肩を触った。


びっくりして顔を上げると 知らない女の人が椅子に座っていた。

少しふっくらした顔と体

 やさしそうな人・・・



「 だ・・・れ・・・・?」



女の人は、私の肩を引き寄せるときつく抱きしめてくれた。

そして、音もなく消えてしまった・・・


「・・・・・!?」


もしかして




「お・・・お母さん・・・・・・・?」







――――――――――――――――――――――――――――――――――


(「うまくいったかな・・・」)


あさなの病室が見える木の上。

オレと先輩、そして  女の人がいる。


「どうもすいませんでした、こんな時間に・・・全然知らない者なのに付いてきてくれて、感謝してます。」

「お礼を言うのはこっちです。会えてよかった。もう二度と、会えないと思ってましたから・・・・」

「それじゃ、東京へ送りますので またこれを・・・」

「ええ。」


アイマスクを渡す。


「先輩お願いします。」

「それじゃ、行きますよ。『鶉野 さおり』さん。」

「はい。 ありがとう、あの子と友達になってくれて・・・」

「こちらこそありがとうございます。どうぞ気をつけて・・・」

「ふふ、超能力って便利ねぇ。それじゃ、さようなら。」

「ありがとうございました!」





超能力者 (ってことにしてつれてきた)ベルゼの先輩は、女性をつれて、転移の呪文で東京へ移動する。



彼女があさなのお母さんだ。血のつながった本当の母娘。








14年前・・・

あさなにとっての両家の祖父母が、二人の結婚をめちゃくちゃにしてしまう大事件を起こしたのだ。

すでに子供(あさな)のできていた母親は、無事産むまでは別れたくないとがんばっていたが

結局、離婚せざるを得なくなってしまった。

しかも裁判の結果、あさなは父親に引き取られる事に・・・


いくつものマイナス因子が重なり合ってしまった、最悪のケース。

そして、理由もよくわからないまま・・・あさなに母親は死亡した、と告げることになったのだ。






「人間って、めんどくさい生き物だな。」



一年くらい前なのですが!

烏の羽根のイラストをいただいておりました!

baroqueさんからの頂き物です。


カラスの悪魔クロウ君と人間のあさなちゃんです。


http://3403.mitemin.net/i32650/

みてみん様のページへこぴぺでGOしてくださいませ!!!!!



本当にとんでもない美麗イラストをいただいちゃいまして、身震いがとまりませんでした。

許可をいただいてきましたので、代理UPします。

ありがとうございます、姉さま!!!

遅くなりましてもうしわけありませんでした!!


愛してます!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ