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第1話:「ミスエナ・ホーランド」

どうも、こんにちは。

 私の名前は、ミスエナ・ホーランド。

 ホーランド公爵家の一人娘。


 突然だけど、私、転生者なの。


 死因は過労死。

 やっぱ人間社会って怖い。

 あんなにかよわくて、尊くて、そして天使のように美しい女性を一日22時間労働させるなんて。


 けど、逆に良かったのかもしれない。

 あの耐え切れないほどの眠気と苦痛を味わなくていいから。


 まぁ、そんなの話はどうでもよくて、今の私の話をしましょう。

 さっきも言ったように、私はホーランド公爵家のジト目が特徴の可愛い一人娘、

 ミスエナ・ホーランドとして生まれ変わった。


 最初は少し戸惑った。

 気がついたら、全然知らない場所で赤ちゃんになってるもん。

 遂に気がおかしくなったかと思った(実際に死んでたかと)。

 

 あぁ、そう。

 この世界について説明しなきゃね。


 まず、この世界の貴族階級は前世の時と変わらない。

 王族がトップで、その下に公爵家とか子爵家とか男爵家とかよく聞く貴族が存在する。


 そして、私たちホーランド公爵家が仕えるのはアリアーナ王国の国王。

 ロビン・アリアーナ国王。

 ロビン国王は本当に人の良いお方で、誰もが好印象を持たれるでしょうね。


 少し失礼かもしれないけど、

 性格的には田舎にいる誰にでも優しいいつも笑顔なおじいちゃんみたいなお方。


 ロビン国王には私と同い年の御子息様がいるらしいけど、お会いしたことはない。

 少し興味がある。

 噂によると、とんでもないイケメンなんだとか。


 次は、ホーランド公爵家について。


 ホーランド公爵家は、アリアナ王国の中では結構有名な貴族らしい。

 ただ、その有名とはあまりいい意味ではない。

 その意味とは・・・・・・


 令嬢が代々悪役令嬢ということ。


 そう。

 そうなの。

 毎回王道ルートを通って、婚約破棄されたり断罪されたりしてるらしい。

 過去には、死刑までやらかしたご先祖様がいるとか。


 普通の人だったら、こんな家系嫌だなと思うかもしれない。

 ただ、私は案外悪くないかもと思ってる。


 それには理由がある。


 私は、前世でいわゆる「普通」の人生を送ってこなかった。

 正直、少し後悔してる。

 その後悔を持ちながら、私は死んで、転生した。

 せっかく転生したんだから、今度の人生は「普通」に生きてみたい。


 だから、私は決心した。


 私も悪役令嬢になって、普通に「ざまぁ」されて、

 普通に婚約破棄されて、王道没落ルートを通ることを!


こんにちは、もしくはこんばんは。

はるてぃーです。


新しい作品ができたので投稿させていただきました!

この作品は短編だったのですが、続編を書きたいと思い、まずは短編で書いたやつを投稿します。


よかったら高評価とブックマークお願いします!


では、ばいばい!

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