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100%グチかもねシリーズ

「またブクマ剥がれたよ」底辺作家が今日も泣く

作者: 香坂くら

非常にグチっぽいです。いや、100%グチです。

でも、一個人が発する精一杯のお願いです。


 「底辺殺すにゃ刃物は要らぬ。ブクマの3つも削りゃいい」


 最初に断っておきますが、一度世に放たれた創作作品は、それを受信した読者に身を委ねるべきだと思っています。読もうが読むまいが、「面白い」と評価しようが「ツマラン」と断じようが、それはまったくの自由です。何人たりと束縛や強制など出来ようはずはありません。


 それを重々分かっている上で、読者の方々には、前々から切にお願いしたいと思っておりました。


 「なろう」には「読専」と言われる方々も大勢いらっしゃると聞いております。気の迷いで登録しちゃった「うっかり休眠さん」も、きっといらっしゃるでしょう。

 もしくは、(これは、わたしの勝手な物言いですが、)ワケあって「アカウント二重登録」しちゃってる方もいるやも知れません。

 いえ、二重がどうとかそんな話がしたいわけでは無く、とにかく人それぞれ、事情や状況はどうであれ、「なろう」に登録されたということは、「なろう」に何らかの形で「関わろう」「関わりたい」って、思った人ばかりじゃないのかな? と思うわけです。


 ――で、冒頭に戻りますが、創作作品(おはなし)を投稿している人、大抵の人は、少なくともわたしがこれまで数年間、関わりを持って頂いた「なろう作家」の方々は、総じて「読者のみなさん」を非常に意識しています。

 少しでも多くの方に読んで貰いたい、楽しいや面白い、嬉しいを届けたい。心を揺さぶりたい……などと、(おそらくは)思ってるのではと。中にはそうじゃない方も当然おられるでしょうが、少なくともわたしは(おこがましくも)強くそう思っています。


 本題に入りますが、「ブックマーク」についてのお願いです。




「一度つけたブックマークは、少々の事では外さないで欲しいです」




 ところで、ブックマークされる方は、どうしてブックマークされるんでしょう?


 「なろう」のマニュアルを久しぶりに見ました。


【「ブックマーク」は、気に入った小説をブックマークとして登録する機能です。】


 とありました。

 ……それだけです。


 ブクマ解除方法も淡々と載ってました。

 よーするに、読者の方々の「便利な機能」に過ぎないのだな。という解釈が出来ました。


 加えて、「評価システム」のくだりで、


【ブックマーク1件につき2ポイント加算しています。】

【これはお気に入りの作品としてブックマーク登録していることも評価の一つに加えるべきと考えるからです。】


 とあります。


 読者の方々からすれば、

 「便利機能」?

 「評価」?

 どちらの方の気持ちが強いんでしょう?


 これはわたし一個人が経験した話です。


 ――ある日「ブックマーク」がついた。

 ――だけど、翌日に消えた。【ブクマ剥がれ現象】

 ――アクセス解析を見ると、その日、話数分のPV数が上がっていた。


 ここでわたしはいつも「なんで?」となるわけです。




 ちなみに「小説を読もう」検索機能で確認しましたら、


 2020年1月23日現在、わたしの、とある作品。


 全69話、157,175文字。

 読了時間:約315分……と記述されています。


 そして、その日のアクセス分析では、ほんの一時間の間に「70アクセス」アリ!


 この作品、全69話なので、ほぼ合致します。つまり一時間で69話イッキ読み!

 ありがとう!


 でもさ、マジで? ホントに?


 本来なら315分かかるところ、その方は60分で当作品を読まれた。


 読了速度、想定基準のなんと、5倍速。


 いやいやいや。ウソでしょ、それ!

 ……いやこの方、速読が特技なのかも知れません。それは分かりません。


 その方は(きっと)読了したので「ブックマーク」の必要はなくなり、解除。

 ただそれだけのこと。ホント、それだけのこと。

 速読の末、読了したのでブクマ解除した。ただそれだけのこと。


 でも。

 でも、ですね。


 完結作品ならまだ分かります。

 でもでも、この作品は未完。「連載中」の作品です。


 「ツマンナかったから、『次へボタン』をひたすら押しまくったのかも知れない」

 「つい気まぐれでブクマしちゃったから、解除したのかな?」

 「もしかしたら、上げて落とす新手のイヤガラセかも知れない(毒毒毒)」


 「ブックマーク」を「外された」と感じたわたしは、どうしてもネガティブにそう思ってしまうのです。


 そこでお願いです。

 

 「ブックマーク」は、なろう底辺作者にとって「モチベーション維持」の貴重なエネルギー源です。ただの便利機能の域を超えています。


 一度つけたら大きな理由の無い限り、外さないで頂けないですか?


 読み飛ばし目的なら、さっさとその日その時に一蹴して、別の作品に目を向けろ!

 はじめっからブクマなんてつけないでくれ。


 ブクマ剥がすにしても、ツマンなかったら「評点1」でいいですから、何か代わりの「駄賃」を置いて行ってくれよ。そう思っちまうわけです。


 たとえ読専の方だとしても、「なろう登録者」という意味では、同じ「なろう作品」お披露目会場に居合わせた時間共有者同士なんですから。


 どうかお願いします。


 勝手なお願い。

 情けない、ひ弱な懇願。

 底辺作家からの平に平にのお願いです。


 「ブックマーク」は、一度つけたら、なるたけ外さないでください。


「底辺殺すにゃ刃物は要らぬ。ブクマの3つも削りゃいい」


 どうかよろしくお願いいたします。



満足しました。お付き合い頂き、有難うございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんにちは。私の場合は自分のために書いている作品と読者のために書いている作品にわけています。 つまり、読者のために書いている作品は彼らが満足をする話を書くことが前提なためブクマがはがれた…
[一言] タイトルだけで心が抉られた・・・。
[一言] 追記。 私もなろうの執筆を始めた当初はそうでした。 掲載時間早朝3時、SNSやTwitterでの宣伝も無し、キャッチ―なタイトルも読者を惹きつけるあらすじも無し。 ただ「書いて、掲載する」こ…
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