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八九十
俺の学校。
いつもの席に座る。
目障りな奴らがこちらをジロジロ見つめてくる。
何が言いたいのかは何となく分かる。
服が違うってんだろ。
違いじゃない
俺が特別なんだ。
腹が痛い。
痛い?
いや痛くはないが。
トイレに行きたくなった。
トイレに行こう。
立ち上がった時に椅子が倒れて
音が教室に響いた。
同時にまた、目障りな奴らがこちらを見てきた。
何なんだお前らは。
邪魔な奴らを退けトイレに入った。
男子トイレなのに
ここは便器しかない。
ドアを開けてみたら
黒いフードをかぶった男?が立っていた。