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Be My Self  作者:
1/48

岡崎綾斗

ご無沙汰しています。

前作からかなり経ってしまいました。

まず、遅くなってしまったことをお詫びします。


この作品は小説を読もうに投稿済みの「second life」、ミッドナイトに投稿済みの「my place」に続く3作目になります。

前の2作はつながっていませんでしたが、今作でちょっとだけつながります。

それでいて完結編になっています。

ま、勝手に完結って言っているだけなんですけどね笑


次に投稿が遅れた理由を説明させてもらいます。

my placeの投稿が終わった時点で、今作はほぼほぼ書きあがっていました。

ところが、結末がうまくまとまらなかったので放置気味になり、仕事が忙しいのもあって

半年ほど手をつけていませんでした。

それどころか他の小説を書きだす始末。

そんな私に天罰が下りました。

年始にパソコンのハードディスクが壊れ、書いていた小説がすべて消えるという…

本気で泣きそうになりましたよ(T_T)

もう書くのやめよう、そう思いました。

でも、次回作の告知もしてしまったし、次回作楽しみにしていますという

嬉しい感想も頂いていたので、もう一度書くことにしました。

同じ小説を…笑

結構辛いですね、同じのを書くのって。

結構手直しじゃないけど、少しストーリーを変えたり、主人公の名前まで変えてしまったり。

そんなこんなで書いた作品です。

勢いで一気に書いたりしているので、前の2作より劣っているかもしれませんが

最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

なお、second lifeとmy placeを読んでいなくても楽しめますが、

この2作を読んでからのほうが、より楽しめるかなと思いますので、

そちらの2作もお願いします。


また、この作品はまだ書き終わっていないのでアップが少し遅いのを

ご了承ください。

3作の中では一番短いので、そんなにかからずに完成すると思うので…

では、よろしくお願いします☆


「行ってきます」

玄関でそういうと、キッチンのほうから母親の返事が返ってくる。

「いってらっしゃい。気をつけてね」

「うん」

靴を履いて玄関を出る。

その瞬間、冷たい風が吹いて全身が震えた。

「さむっ」

息は白く、手袋とマフラーをしていても身体の芯から冷えるほどの寒さだった。

天気予報では今日は真冬日といっていた。

それでも学校へ行かなければいけないので、綾斗は学校へ向かって歩き出した。

その途中、同じ学校の生徒たちも歩いているが、やはり皆さむそうにしている。

早く春が来ないかな。

そんなことを考えながら歩いていると、後ろから「よう!」と声をかけられた。

振り向くと、同じクラスの星野勇だった。

「あ、星野くんおはよう」

こんなに寒いのに学ランのみで手袋もマフラーもしていない。

正直、それが綾斗には理解できなかった。

「寒くないの?」

「これくらい全然平気だよ、鍛えてるしな。お前ももっと鍛えたほうがいいぞ。一緒に柔道やろうぜ」

「遠慮しとく」

「まったく…岡崎、もっと男らしくなろうぜ」

これはいつも言われる勇の口癖だった。

柔道をやっている勇は175cmもありガッチリしている。

とても中学1年生には見えないくらいの体格、

それに対し綾斗は148cmしかなく、細くて華奢だ。

まだ声変わりもしていなく、全体的に成長が遅いほうかもしれない。

それでも当の本人は気にしていなかった。

というもの、綾斗はおとなしい性格で明らかに草食系だからだ。

スポーツは得意ではないし好きでもない。

格闘技など痛いのはもってのほかだ。

だから柔道なんて絶対にやらないのでいつも断っている。

毎度誘ってくる勇も綾斗がやらないというのをわかっているのに誘っていたのだ。

たわいもない会話をしながら学校へ到着。

席に座ると隣の山口梨華が挨拶をしてきた。

「綾斗くん、おはよ」

「おはよう、山口さん。今日寒いね」

「ね、早く春になってほしいよ」

「それ、さっき僕もおんなじこと思ってた」

「考えることは一緒だね」

そういって梨華は笑っていたので綾斗もつられて笑っていた。

梨華は綾斗と同じ美術部ということもあって比較的に仲がいい。

テレビや音楽の話も合うので正直、勇と話しているより楽しい。

「昨日のドラマ見た?」

「うん、すごく続きが気になってる」

「だよね!」

「わたしも見た!あの終わり方は卑怯だよね。絶対に次も見ちゃうもん」

会話に加わってきたのは岡部未央だ。

3人でドラマの話で盛り上がっているとチャイムが鳴り、担任の佐藤が教室に入ってくる。

こうして綾斗の1日が始まった。


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